【 仕入れ担当 岡田より 】
黒い夏着物には涼の素材を添えて。
松煙染で染め上げられた糸の表情豊かな黒の夏紬に、
粋な表情が魅力の江戸紅型の夏帯を合わせました。
夏場には重たく見えがちな黒色ですが、
こちらは穏やかな透け感とすっきりとした細縞で
暑さを感じさせなスマートな印象。
軽やかな麻帯をあわせて、涼し気な雰囲気を演出致しました。
夏場も小粋に乗り切る、こだわりの組み合わせ。
お目に止まりましたら、是非ともお見逃しなくお願いいたします!
【 お色柄 】
(着物)
空蝉の羽のようにおだやかな透け感と
ほどよくフシ感のある憲法黒(けんぽうぐろ:
ごくわずかに茶味をおびた黒系のお色)地に
細い縞とところどころ雨のような細い白いラインが
重ねて織りだされております。
(帯)
ざっくりと風合い豊かな麻地は自然な生成り色。
お柄には全通に渡って
墨黒、青、紫の配色で芭蕉文の意匠を染め上げました。
【 商品の状態 】
(着物)
着用済のお品として仕入れてまいりましたので
着用シワやたたみジワがございますが、着用時に
気になるような汚れなどはございません。
お手元で現品をご確認の上、存分にご活用くださいませ。
(帯)
お仕立て上がりで未着用の新古品として仕入れてまいりました。
お手元で現品をご確認の上、存分にご活用くださいませ。
【 越後おぐに くる満屋(くるまや)工房について 】
1971年(昭和46年)設立
新潟県長岡市小国町にある織元・高三織物の
ブランド商標。
高三織物は戦前は製糸業を営んでいたが、
戦時中に製糸用の機械を没収され、その後
三代目が地場産業であった繭の買い継商を経て
現在の前身である高三織物工場を立ち上げ
小千谷紬、小千谷縮の生産を開始。
現在も伝統的工芸品小千谷紬の技術を継承し
天然素材で作り上げた諸紙布や柿渋糸染め、
柿泥製品なども手掛けている。
登録商標
柿泥(かきどろ)
本松煙(ほんしょうえん)
紫まい織(ぜんまいおり)
透かし俵(すかしだわら)
柿泥地丹(かきどろちたん)
くる満屋(くるまや)
きぬ街道(きぬかいどう)
【着物】
表裏:絹100% ※衿裏:絽地 縫製:手縫い
※居敷当(紗地)付き
※ガード加工済のタグが縫い付けられております。
※素材の性質上、フシによる凹凸組織の変化、色の濃淡などございます。
風合いであって難ではございませんので、その点ご了承くださいませ。
【 付属証紙 】
小千谷織物同業協同組合・小千谷織物之証
【帯】
絹100%・金属糸風繊維除く
長さ約3.74m
柄付け:全通柄
身丈(背より) | 154.5cm (適応身長159.5cm~149.5cm) (4尺0寸8分) |
---|---|
裄丈 | 65cm(1尺7寸2分) |
袖巾 | 33cm(0尺8寸7分) |
袖丈 | 49cm(1尺2寸9分) |
前巾 | 22.5cm(5寸9分) |
後巾 | 30cm(7寸9分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈69cm(1尺8寸2分) 袖巾35cm(9寸2分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 7月、8月の盛夏の時期
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン ご友人との気軽なお食事、街歩き など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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