商品番号:1497220
(税込)
【 仕入れ担当 岡田より 】
新潟県小千谷の名門おだぎん。
二代目吉平【 小田島克明 】氏による紬着尺。
シャリ感ある小千谷の生紬地に横段の浮織。
単衣にもオススメの上質なお品のご紹介です。
こういった無地に近いデザインの洒落着物は
帯のコーディネートによって様々な着姿をお楽しみいただけ、
ご年齢を問わず、流行りすたりなくお召しいただける重宝の一枚。
お洒落袋帯で洒落のセンスを極めて、染九寸帯で趣味性豊かに…
帯を主役に、こだわりのコーディネートをお楽しみ
いただける事かと存じ上げます。
【 お色柄 】
薄手でいてハリのある質感の生紬地。
生紬は、生糸の精練を途中で終え、
セリシンを完全にとりきらずに織ったもの。
セリシンの色であるやや茶色味を帯びた色調を持ち、
風合いも麻のようにざっくりとしていて、さらっとした
張りがございますので、裾捌きがよいため単衣にも
おすすめでございます。
ただ、手紡ぎは技術的に難しく効率も悪いため
生産量が少なく、小千谷紬の中では珍しいお品。
節糸を残した手紡ぎの糸を用いたシャリ感のある
軽やかに織り上げられた、軽妙さが魅力的な
やや生成りを帯びた、おだやかな薄白グレー地に、
洒落味溢れる浮花織の横段が織りだされております。
【 小田島克明について 】
日本工芸会準会員
小千谷縮・紬製造元・おだぎん代表
【 経歴 】
1957年 新潟県小千谷市生まれ
1983年 生家へ戻り徳間通久、父・小田島吉平に師事
全国新人染織展初入選<以後3度受賞>
1992年 父の死去に伴い工房を引き継ぐ
1993年 小千谷縮「蜻蛉」にて全日伝統工芸品展に於いて入賞
「小田島裂織」発表
1995年 「ぜんまい裂織」発表
1996年 京都キモノグランプリ 裂織訪問着「北越晩秋」入賞
1997年 「小田島原生布」発表
2000年 東京にて作品展開催
「野繭紬」発表
2002年 第1回全国裂織展 裂織帯「遁走曲」入選
「ワイルドシルク裂織」発表
2003年 全国伝統的工芸品展 「最極上小千谷縮段識」入選
「墨泥染」発表
2004年 2004大阪工芸品展 寿小千谷縮「つなぎ織」入選
朝日現代工芸クラフト展入選
2018年 第58回東日本伝統工芸晨 寿小千谷縮「彩雪」入選
現在「日本工芸会」準会員及び「標の会」会員
【 小千谷紬について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1975年9月4日指定)
新潟県小千谷市周辺で製織されている紬織物。
小千谷縮の技法を活かし、江戸時代中期に
織り始められた絹織物。
原料は玉糸と真綿の手紡ぎ糸を用い、
絹独特の光沢と肌触りの良さ、軽く
温かみのある地風が特徴。
手摺り込みによる緯総絣と呼ばれる、
緯糸(ぬきいと)に絣糸を用いて織られる
多彩な絣模様や縞、無地など様々である。
絹100%
長さ約12.6m 内巾37cm(裄71cm前後まで)
【 付属証紙 】
小千谷織物同業協同組合・小千谷織物之証
※素材の性質上、フシによる凹凸組織の変化、色の濃淡などございます。
風合いであって難ではございませんので、その点ご了承くださいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 和のお稽古、芸術鑑賞、ご友人との気軽なお食事、街歩き など
◆あわせる帯 洒落袋帯、カジュアル向けの名古屋帯 など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
[ 袷 ]
地入れ3,300円+※胴裏8,250円~+八掛8,800円+お仕立代28,600円(全て税込)で承ります。
[ 単 ]
地入れ3,300円+衿裏2,200円+お仕立代28,600円(全て税込)で承ります。
※国内手縫い仕立て+17,600円(税込)
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