商品番号:1504748
(税込)
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【仕入れ担当 吉岡より】
独特のムードに、研ぎ澄まされた匠の感性。
凛とした美しさと風格を漂わせる、名門【熊本織物】の逸品袋帯のご紹介です!
淡色で上品な印象の色合いで使いやすく、
お年を召されるごとに味わい深い着こなしをお楽しみいただけます。
老舗の妥協のない美へのこだわりを心ゆくまでご堪能頂きたく存じます。
訪問着、色無地、付下げはもちろん、小紋や織のお着物にも…
幅広いコーディネートで趣味性溢れる後姿を。
どうぞお見逃しなく!
【色・柄】
しなやかに織り上げられた帯地は、ごく淡い灰白色を基調として。
一面に、幻想的に彩りが移り変わる「もみ箔」を織り込んで
「華紋繋ぎ」の柄を表現いたしました。
独特の艶めきで、しっとりと浮かび上がる意匠。
高い織の技法、そして感性に満ち溢れたデザイン性が昇華し、
古典を感じさせながらも味わい深く、洗練された印象を醸し出します。
さすが老舗名門とご納得いただける、確かな仕上がりのひと品です。
その意匠、構図、色彩、織り上がり。
どれをとっても、ひと目見て上質のものであることがお分かり頂けることでしょう。
【商品の状態】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召し頂ける状態でございます。
保管の際のたたみ皺がございますので、お届け前にプレス加工をサービス致します。
お届けまで1週間ほど頂きます。
【 もみ箔について 】
引箔は、和紙に金箔などを定着させたものを糸のような細さに裁断し、
帯地に織り込む加工を指します。
今回の帯には、この和紙に箔を定着させた段階で和紙を揉むことで、
しなやかな箔糸を作り出すもみ箔が用いられました。
復元力が高く、一般的な引箔と違って折れ跡も付きにくい…
また、その輝きも独特のマットな風合いに仕上がります。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100% 長さ4.45m(お仕立て上がり)
耳の縫製:かがり縫い
◇六通柄
◆最適な着用時期 9月~5月(秋単衣から袷の季節に)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン パーティー、観劇、コンサート、お食事会など
◆あわせる着物 洒落物の訪問着、付下げ、色無地、小紋、御召、紬
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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