26日朝まで！梅雨払いバーゲン！【本場琉球南風原花織】 大城美枝子 手織草木染九寸名古屋帯 ウォーターブルー ☆単衣にもおすすめ！

【仕入れ担当竹中より】

着物好きの憧れ、沖縄の染織品。
琉球紅型、宮古上布、喜如嘉の芭蕉布、琉球絣、久米島紬…
民芸味のある素朴な織物から、南国らしい極彩色の美しさなど、
琉球のお着物は本当に素敵で、他の織物産地には無い独特の魅力がございます。

今回ご紹介のお品は「南風原（はえばる）花織」の名古屋帯。
たいへん軽やかな織りあじで、単衣と袷に結んでいただけるお品です！

琉球織物ファンの方はお見逃しなく！



【お色柄】

南風原（はえばる）、読谷山（よみたんそん）、与那国など、沖縄各地に存在する花織。
各地で見出された素晴らしい染織文化は、王府のある首里へと運び伝えられ、
土着の在郷らしい意匠から、王家や士族の着用にふさわしい、より洗練された意匠へと進化していきました。

その中でも首里の王朝に近い南風原の土地。
一説では、首里近くの南風原で織りあげられたものこそが
本当の王朝の着物であると言われることもございます。

琉球の澄みきった空気感を思わせてくれる、
透明感あるウォーターブルーのお色地。
そこに、実に細やかな浮き織りによる花織の伝統文様が織りなされております。
見るほどに沖縄の自然を感じさせてくれるひと品です。

シンプルな重なりに彩りが加わり、
花織の優しい立体感が絶妙な感性で浮かび上がりました。
民芸的でありながらも、いさぎよい横段や幾何学の構図は、
お色の印象によって現代のシンプルな感性とも良く合うことでしょう。

無地や格子などさりげなく着られるおきものを楽しまれている方にも、
昔ながらの伝統表現を楽しみ、時代にあった感性で着こなせる帯として、
ぜひお手元で愛でていただきたいお品です。

太陽と海と大地に育まれた琉球の感性。
あの豊かな環境でしか、この表現は完成しえなかったことでしょう。
今でも守られる手仕事の職人たちのぬくもりある織作品です。
どうぞこの機会、お見逃しのないようご愛用下さいませ！