商品番号:1503717
(税込)
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【 仕入れ担当 阪本より 】
織物好きの方へ是非ともオススメしたい逸品!
信州・伊那谷で織り上げられる伊那紬から、
大変希少な紬訪問着のご紹介です。
やわらかな質感に、草木の美しい色使い…
一に繭、ニに染、三に織の妙、
このすばらしいコンビネーションを
是非お手元でご堪能いただきたく存じます!
探して見つかるものではございません!
お目に留まりましたら是非ともお見逃しなく!
【 お色柄 】
ベージュ地に、地色に馴染むグレーとベージュの彩りで、
お柄をそえた段紋があしらわれております。
こういったデザインのお品は大変珍しいです。
ホッコリとした紬の良さを存分に感じながら
洗練されたデザインをお楽しみいただけます。
はやりすたりもなく、ご年齢も関係なくお使いいただけますし、
帯合わせの楽しみも広がることでしょう。
伊那紬の素晴らしい風合いをこの機会にぜひお楽しみ下さい。
お色柄、地風ともに大変素敵なお品です。
お手元でご愛用いただける一品となりましたら幸いでございます。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
※お届け前にプレス加工をサービスしますので、
お届けに10日ほどお日にちを頂戴します。
【 伊那紬について 】
桑の中から小唄がもれる
小唄ききたや 顔みたや―
中央アルプスと南アルプスの間に深く刻まれた伊那谷。
伊那地方に唄い継がれる伊那節の一節にもあるように、
この地では古くから養蚕が盛んで、優れた織物が織り継がれて参りました。
『飯田紬(いいだつむぎ)』や『上田紬』とならぶ
信州紬の一つ、『伊那紬(いなつむぎ)』。
吟味された玉糸、真綿からの手紡糸、希少な天蚕糸などを丹念に
撚り合わせた国産の絹糸を、山野に自生する小梨、りんご、白樺など、
豊富な草木の樹皮や幹材から煎じ出した染液につけ、
様々な媒染材を使って多彩な色を引き出し、
高機にて、1本1本丹精込めて手織する…
1キログラムの糸に対して、同量の1キログラムの染材。
お色ごとに染料にくぐらせる時間、回数を調整し、手間隙かけて
染め上げられた先染の糸を用いて、
お着物を一反織り上げるのにおよそ2週間。
そうしてやっと、しなやかで強く…
シワになりにくい伊那紬が完成いたします。
【 伊那紬について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1975年2月17日指定)
※信州紬(上田紬・飯田紬・松本紬など
県内の様々な紬を一括しての指定)
『飯田紬(いいだつむぎ)』や『上田紬』とならぶ
長野県で生産されている信州紬の1つ。
2匹の蚕が一緒に作る玉繭(たままゆ)の糸、
絹糸腺(けんしせん・絹糸の元となる液状絹を
生成、分泌する器官)を酸で溶かした
天蚕糸(てぐすいと)という白色透明の糸、
繭を煮込んで手で引き延ばした真綿などを使用。
自然の染料で染めた、草木染めの色が美しい
糸を高機(たかはた)を使って手織する。
1970年代には県内に120軒ほどの伊那紬の
生産工房があったが、現在は1910年創業の
久保田織染工業が唯一の製造元である。
表裏:絹100% 縫製:手縫い
身丈(背より) | 151cm (適応身長156cm~146cm) (3尺9寸9分) |
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裄丈 | 62.5cm(1尺6寸5分) |
袖巾 | 32.5cm(0尺8寸6分) |
袖丈 | 47cm(1尺2寸4分) |
前巾 | 24cm(6寸3分) |
後巾 | 27.5cm(7寸3分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈70cm (1尺 8寸 5分) 袖巾35.5cm (9寸 3分)
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン カジュアル寄りの格式のパーティー、芸術鑑賞 など
◆あわせる帯 洒落袋帯、カジュアル向けのデザインの綴れの名古屋帯 など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※お仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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