商品番号:1502193
(税込)
【 仕入れ担当 中村より 】
本格京友禅を施した、大変素晴しい一品。
現代のおしゃれな女性に提案したい名門による九寸名古屋帯のご紹介です。
夏物の創作数が減っている現在ではここまでのクラスのお品、もちろん量産ができるお品ではございません。
今回白生地に用いた五泉の名門、小熊ブランドが残念ながら昨年廃業されたため、今後のご紹介はほぼないかと存じます。
生地からこだわり一点ずつ、丁寧に創作されたお品を、どうぞご堪能くださいませ。
【 お色柄 】
手描糸目友禅の染めの緻密な仕事が施された特選染帯。
新潟県五泉市の上質な駒絽地は、
上等な厚みが良きものと手触りにも感じさせてくれます。
ごくごく淡い黄色がかかった象牙色を基調とした帯地。
桶に金魚の意匠が描かれております。
繊細に糸目と丁寧な金彩加工で意匠を表現したひと品です。
きっとどなたもがその仕上がりに納得されることでしょう。
独特の構図、色調が醸す老舗の創造性溢れた面持ちは、
まるで絵画を思わせるような品の良い仕上がりです。
もちろん、すべて職人さんが染筆であしらった本手描染めのお品ですので、
染め色はしっかりと裏まで通っています。
品のある付下げに格をもって。
色無地、江戸小紋、紬、御召など、カジュアルな装いの中にも
一際存在感あるとっておきの一品として。
季節が巡るたびに、存分にお楽しみいただきたい秀作です。
特別お値打ち価格にてご紹介いたします。
どうぞお見逃しなさいませんようお願いいたします。
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
絹100% 長さ3.6m(お仕立て上がり時)
※最長3.8mまでお仕立て可能なお品です。ご希望の長さがおありの場合にはお申し付け下さいませ。長さのご指定が無い場合には3.6mにてお仕立てさせて頂きます。
白生地には新潟県五泉市の特選絽塩瀬地を使用しております。
※おすすめ帯芯:突起毛芯
お太鼓柄
◆最適な着用時期 6月下旬~8月の盛夏
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン 街着、観劇、コンサート、お食事会など。
◆あわせる着物 小紋、色無地、付下げ、御召、紬
※通気性を重視される方は、「夏綿芯」のお仕立てをお勧めいたします。
※帯芯と帯地の相性及び張りのある仕上がりを重視される方は、突起毛綿芯のお仕立てをお勧めいたします。
「夏綿芯」
★名古屋仕立て
「夏綿芯」(税込11,550円※帯芯代含む)
「突起毛綿芯」(税込10,450円※帯芯代含む)
胴に巻く部分から手先までを半分に折って縫製された仕立て方です。
お着付けの際に半分に折る必要がないので、楽に着付けることが出来ます。
★開き仕立て
「夏綿芯」(税込14,850円※帯芯代含む)
「突起毛綿芯」(税込13,750円※帯芯代含む)
半分に折らずに帯地と帯芯をかがって仕立てます。
胴回りをご自身の好きな巾で結ぶことができます。
★松葉仕立て
「夏綿芯」(税込14,850円※帯芯代含む)
「突起毛綿芯」(税込13,750円※帯芯代含む)
手先の部分だけを半分に折って縫製された仕立て方です。
胴回りは折らずに仕立ててあるのでご自身の好きな巾に調節することができ、
かつ手先は半分に折っているので楽に着付けをすることが出来ます。
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