【 仕入れ担当 田渕より 】
大変希少なお品を見つけて参りました…
西陣の名門『服部織物』による夏の袋帯。
これまでなかなかご覧になられた方も少ないのではないでしょうか。
真っ白な帯地に咲く青々とした夏の花。
緩やかに伸びる蔓の動きが空間を見事に使った意匠。
涼しげな情景が心打つ一条…
盛夏のみではなく本品のような太めの絽地のお品は9月の単衣にも最適でございます。
お目に留まりましたらどうぞお見逃しないようご覧下さいませ。
【 お色柄 】
さすが名門、と手に感じるその独自の織り口。
キメの細やかな帯地の手触りは触るだけで分かる結びやすさを感じます。
かと言って柔らかすぎず、しなやかな中にもハリを感じさせる帯地でございます。
上品な陶器のような白色の地に、意匠には重なり合う萌葱色の葉と瑠璃色の朝顔。
夏日の光が差すような煌き美しい情緒溢れる穏やかな一条。
帯地にそっと絽目を込めて、お召しいただく際に涼感を感じる仕上がり。
さわやかな薄青磁色の絽地にその意匠が織り上げられました。
古典とも、モダンなお柄ともお着物合わせで
雰囲気を合わせてお召し頂けることでしょう。
ぜひとも良きお着物に合わせていただいて、
他に差を付ける、センス良い佇まいをご堪能くださいませ。
【 服部織物について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.259
1788年(天明八年)操業。
服部織物初代・服部勘兵衛が近江の地より、
京都・西陣に移り、織物業をはじめた。
創業当初から、帯の意匠に対して並々ならぬ
情熱を方向け、熾烈な西陣の競争をくぐり抜け、
200有余年の機業の歩みを今なおすすめている。
1977年京都府より「老舗」の号を拝受、また、
1982年京都商工会議所より顕彰されるなど
数々の栄誉を受ける。
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ約4.35m(お仕立て上がり時)
西陣織工業組合 証紙No.259 服部織物謹製
おすすめの帯芯:夏用綿芯
耳の縫製:かがり縫い
六通柄
◆最適な着用時期 単衣・盛夏(5月下旬~10月上旬)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン パーティー、音楽鑑賞、観劇、お食事会、お付き添いなど
◆あわせる着物 訪問着、付下げ、色無地、格高い小紋など
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