商品番号:1494516
(税込)
【 仕入れ担当 岡田より 】
西陣の名門【 服部織物 】より、上品な彩りの箔糸を
たっぷりと用いて織り上げた袋帯のご紹介です。
創業当初から、帯の意匠に対して並々ならぬ情熱を方向け、
熾烈な西陣の競争をくぐり抜け、200有余年の機業の歩みを
すすめてきた服部織物らしい、デザインのお品。
訪問着、付下、色無地、小紋などの
お着物とのコーディネートで華やいだ帯姿を
演出してくれる事でしょう。
【 お色柄 】
はりのあるしなやかな帯地。
柔らかく輝く地風には、桃色、薄黄、水色、柳など
淡い箔糸が細やかに織りなされております。
お柄は、金銀糸を品良く織りなしました落ち着きある波紋。
決して華美ではありませんが、
細やかな水面の揺れを感じさせるような陰影や糸使い…
ぴちょんと水音が聞こえそうなほどの
静けさを漂わせる美しい意匠でございます。
決して華美ではないものの、たっぷりとした箔糸使いが
確かな気品漂う帯姿を演出して頂けます。
【 商品の状態 】
着用済のお品として仕入れてまいりましたが、
僅かに締め跡、たたみジワがある程度で、
すぐにお使いいただける状態でございます。
お手元で現品をご確認の上、存分にご活用くださいませ。
【 服部織物について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.259
1788年(天明八年)操業
服部織物初代・服部勘兵衛が近江の地より、
京都・西陣に移り、織物業をはじめた。
創業当初から、帯の意匠に対して並々ならぬ
情熱を方向け、熾烈な西陣の競争をくぐり抜け、
200有余年の機業の歩みを今なおすすめている。
1977年京都府より「老舗」の号を拝受、また、
1982年京都商工会議所より顕彰されるなど
数々の栄誉を受ける。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%・金属糸風繊維除く
長さ約4.36m(お仕立て上がり)
柄付け:六通柄
耳の縫製:かがり縫い
西陣織工業組合証紙No.259
【服部織物 謹製】
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン ご結婚式・式典へのご参列、パーティー、お付添、式典、お茶席 など
◆あわせる着物 訪問着、付下、色無地、小紋 など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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