商品番号:1499856
(税込)
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【 仕入れ担当 田渕より 】
さらり…夏の琉球もの。
民芸的な絣模様が魅力的な、本場琉球かすりのお着物をご紹介いたします。
昨今、産地ものの高騰が続いており
中でも顕著なのが琉球かすり。
新品のお品は本当に手に入れにくくなりました…
そんな中で本品は状態も良く、証紙付きの完品でございます!
今となっては本当に手に入れられません!
ぜひこの機会、お見逃しなくお願いいたします!
【 お色柄 】
さらりとした極上のさわり心地。
透け感美しい地はまろやかな薄茶ようなの緑色。
意匠には真っ直ぐに伸びた2連の縞紋様と間を走る淡い細縞。
2連の縞の上にはやわらかく琉球絣紋様を施しました。
スイカのようなやさしい色柄。
見事な琉球絣の紋様に、これが本当に手仕事なのかと驚くばかりでございます。
しゃりしゃりとした子気味良い触感が衣服の域を超えた見事な美しさを体現しています。
肌につかず、涼しげで美しい。本当に見事な逸品でございます。
本当に少なくなった琉球絣。
お目に留まりましたら、どうぞお見逃しなくお願いいたします。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
洗いに出されたと見られるしつけ糸がついており、
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 琉球かすりについて 】
沖縄県、南風原地域に受け継がれた絣織物です。
琉球王朝時代からの歴史、戦争の惨禍。
戦後の民芸運動によって救い上げられた美術工芸としての価値。
何もない焼け野原から美しい布を創り出した人々の、
筆舌に尽くしがたい苦労。
琉球の絣は、軽い織物ではありません。
経緯の糸の一本一本、絣文様のひとつひとつに、
心からの願いと祈りが込められて。
反物に触れるだけでその思いが伝わるからこそ、
紬ファンの憧れの織物となっているのでしょう。
【 琉球かすりについて 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1983年4月27日指定)
生産地:沖縄県南風原町
生産数は年間3000反以上(帯含む)
※伝統的工芸品に指定されている
織物の中ではトップクラスの生産反数を誇る。
主に絹糸を使用した平織の織物で、糸の染色には
草木を原料とした染料のほか化学染料等が用いられる。
元々は泥藍で染めた木綿絣が原点で、現在では絹糸が
主流となり、生糸、玉糸、真綿のつむぎ糸、麻糸から
毛糸といった様々な糸が用いられている。
特に特殊な撚りをかけた壁糸を使うカベ上布は夏物の定番。
図案は琉球王府の御絵図帳(みえずちょう)に収蔵されており、
古くは手形(発注書のようなもの)の形で添付され
製織されていた。
植物、動物、生活用品などがモチーフで、ひとつひとつの
図柄に意味を持ち、種類は600種にもおよぶ。
絹100%(縫製:手縫い)
※居敷当なし、背伏せあり
身丈(背より) | 153cm (適応身長158cm~148cm) (4尺0寸4分) |
---|---|
裄丈 | 66cm(1尺7寸4分) |
袖巾 | 34cm(0尺9寸0分) |
袖丈 | 49cm(1尺2寸9分) |
前巾 | 25.5cm(6寸7分) |
後巾 | 30cm(7寸9分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 現状が最大寸法です。
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 盛夏(6月末~9月上旬)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齡は問いません
◆着用シーン 観劇、お食事、お出かけなど
◆あわせる帯 洒落袋帯、名古屋帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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