商品番号:1497222
(税込)
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※style画像はイメージの為、帯は付いておりません。
【 仕入れ担当 岡田より 】
雪深い地、山形県置賜、紬の里、白鷹御召の織元で
有名な【 小松織物工房 】より、吉野格子を表情豊かに
織り上げたすっきりとしたしたデザインの紬着尺のご紹介です。
凹凸ある吉野格子独特の織の表情のみの無地感覚のお品で、
帯合わせがしやすく、流行り廃りなく末永く御召いただけ、
カジュアルシーンにこだわりを感じさせるのおしゃれを
お楽しみいただけることでしょう。
【 お色柄 】
薄手で軽やかに織り上げられた紬地には、
月白(げっぱく:月の光を思わせる薄い青みを
含んだ白色)と淡い橡色の先染め糸を交えながら
かなり細かい表情の吉野格子が一面に
織りだされております。
大きなデザインの吉野格子はよくお見かけいたしますが、
本品は細かい変わり吉野のデザインで、二色の糸を
織り交ぜる事でさながら玉虫織に似た視覚効果があり、
光沢と織の表情が浮き沈みすることで一味違った
おしゃれをお楽しみいただける事でしょう。
【 小松織物工房について 】
明治13年創業
山形県白鷹町にある、国の伝統工芸品指定、
県の無形文化財指定を受けている
「置賜紬」のひとつ、白鷹紬の織元。
創業から6代に渡り、稀少な板締め技法の伝統を守りながら
お召や絣織物を製作している。
明治後半に足利の技術者から学んだ“板締め”の
技法を独自に導入し、精緻な絣模様を実現。
1929年に強撚糸を織り込んだ「白たかお召」を
誕生させた。
【 吉野間道(格子)について 】
浮き織で縞や格子を表現した織物。
吉野は寛永年間、京都の豪商であった灰屋紹益が
島原の名妓吉野太夫に贈った名物裂に由来する。
技法としては平織に糸を浮かせた浮き織を
連続させたもので浮き糸が連続する箇所は
真田紐のような表情を呈する。
畝織とも呼ばれ、緯糸が経糸を複数本またいで
浮いて織りだされており、浮き織でない平織の箇所は
張力の違いで湾曲した模様を描く。
また、畝織になっている箇所が二つ連続すると
メガネのように見えることからメガネ織との名称もある。
絹100%
長さ約12.9m 内巾38cm(裄72cm前後まで)
※素材の性質上、フシによる凹凸組織の変化、色の濃淡などございます。
風合いであって難ではございませんので、その点ご了承くださいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 芸術鑑賞、ご友人との気軽なお食事、街歩き など
◆あわせる帯 洒落袋帯、カジュアルむきのデザインの名古屋帯 など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
[ 袷 ]
地入れ3,300円+※胴裏8,250円~+八掛8,800円+お仕立代28,600円(全て税込)で承ります。
[ 単 ]
地入れ3,300円+衿裏2,200円+お仕立代28,600円(全て税込)で承ります。
※国内手縫い仕立て+17,600円(税込)
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