商品番号:1496065
(税込)
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【 仕入れ担当 岡田より 】
かの京友禅人間国宝第一認定者、【 初代 上野為二 】氏の
技とこころを受け継ぐ、【 清染居 上野街子 】氏の
訪問着のご紹介です。
清染居のお品としては珍しい配色のお品で、
落ち着いた彩りの古典柄でございますので流行り廃りなく、
ご年齢問わずフォーマルシーンに重宝して頂けることでしょう。
【 お色柄 】
おだやかなシボ感の縮緬地をサンドベージュ、
訶梨勒(かりろく:やや緑味をおびた黄朽葉系のお色)、
きつね色、百塩茶(ももしおちゃ:わずかに緑みをおびた
くすみの消炭系のお色)、墨鳩羽鼠などの彩りの古典取の
暈し状に染め上げ、丁寧な手挿し友禅にて吉祥の花が
重ねて染め描き出されております。
【 商品の状態 】
着用済のお品として仕入れてまいりましたので
着用シワやたたみジワがございますが、着用時に
気になるような汚れなどはございません。
お手元で現品をご確認の上、存分にご活用くださいませ。
【 上野街子について 】
清染居主宰
1943年京都生まれ
上野為二(1955年重要無形文化財保持者に認定)の次男、
上野清二と結婚。清二は新匠工芸展や世界クラフト会議、
現代工芸作家展に出品するなど幅広く活動していたが、
1983年に急逝。その後、夫の遺志を弟子たちとともに継ぎ、
工房名を「清染居」として上野家の伝統を大切にしながら
ものづくりを続けている。
その真骨頂は御所解 (ごしょどき)、茶屋辻 (ちゃやつじ)
といわれる伝統的な図案。
「花は野にあるように…」という茶道の祖、千利休の残した
「利休七則」の言葉をふまえ、華美に過ぎたり奇をてらったり
することなく、女性ならではの感性と、着る側の感覚を大切に
気品を感じさせる作品づくりを心がけている。
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
表裏:絹100% 縫製:手縫い
※ガード加工済のタグが縫い付けられております。
身丈(背より) | 163.5cm (適応身長168.5cm~158.5cm) (4尺3寸2分) |
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裄丈 | 67cm(1尺7寸7分) |
袖巾 | 34.5cm(0尺9寸1分) |
袖丈 | 59.5cm(1尺5寸7分) |
前巾 | 23cm(6寸1分) |
後巾 | 28.5cm(7寸5分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈69.5cm(1尺8寸3分) 袖巾34.5cm(9寸1分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン ご結婚式・式典へのご参列、パーティー、お付き添い、お茶席、観劇 など
◆あわせる帯 袋帯、フォーマル向きのデザインの綴れの名古屋帯 など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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