【 仕入れ担当 中村より 】
さらりと涼やか。
スッと風を受け流すその表情。
まさに夏の羽衣ともでもいうべき軽やかな織り上がりです。
お着物の丈はたっぷりとございますが、本品はスリーシーズンのコートのほうが素材的にオススメです。
きっとお気に入りの一枚になることでしょう。
いまでは本当に希少な駒紗着尺のご紹介でございます。
紗の生地では板場で染める際に、
板場まで染料がついてしまうため、
毎回綺麗に洗い流す必要があり、
一反あたりのコストが上がってしまうお品です。
本品のような細かいお柄は手間暇のかかった一枚でございます。
染の老舗【岡重】が手掛けた希少な一枚。
どうぞお見逃しなくお願い致します。
【 色柄 】
しなやかな白緑色の駒紗地に
更紗の意匠が染め上げられました。
奥行きのある表情。
透け感のあるその仕上がりが包み込むお着物や帯のテイストを損なわずにトータルコーディネートをお楽しみいただけます。
【 岡重について 】
染の名門、岡重。
160年の歴史と伝統に決してあぐらをかくことなく…
きもの・帯・長襦袢・小物等々、すばらしい品々を創作し続けていらっしゃいます。
一代目 岡島卯三郎
1855年代後半に設立。京都美術学校(現・京都市立芸術大学)で教鞭をとる。
二代目 岡島重助
呉服の裏地に染加工を専門に営む。
三代目 三代目 岡島重助
正絹専門染色工業として発展させる。
1983年、第一回京都府産業功労者賞を受賞。
四代目 岡島重雄
現在の社長。
正絹手描き加工着尺を中心とした手描き友禅に発展。
【 五泉の駒紗について 】
本場五泉の駒紗の白生地に友禅を施した夏のお着物。
五泉の白生地は、越後(新潟県)の五泉市で産出される織物ですが、
五泉の織物の歴史は古くは五泉平(袴地)から始まり、
年間の平均湿度75%という絹織物にとって好条件に恵まれ、
現在は平絽・駒絽などの夏物白生地の品質が良く定評があります。
絹100%
長さ約13m 内巾約37.5cm(最大裄丈約71cm)
白生地には、新潟県五泉ブランドの駒紗地を使用しております。
◆最適な着用時期 コートとして真冬以外
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 趣味のお集まり、お茶席、お稽古、芸術鑑賞、観劇、おでかけ、お食事など
お仕立て料金はこちら(全て税込)
[ 羽織 ] 43,450円
(内訳:湯のし1,650円+国内手縫い仕立て41,800円)
[ 道中着 ] 51,150円
(内訳:湯のし1,650円+国内手縫い仕立て44,000円+飾り紐5,500円※共布)
[ 道行衿コート ] 41,250円
(内訳:湯のし1,650円+国内手縫い仕立て39,600円)
[ きもの衿コート ] 56,650円
(内訳:湯のし1,650円+国内手縫い仕立て55,000円)
[ 千代田衿・へちま衿コート ] 56,650円
(内訳:湯のし1,650円+国内手縫い仕立て55,000円)
※国内手縫い縫製にてお仕立て致します。海外縫製はお取り扱いしておりません。
※生地の素材によってはお仕立てに不向きな衿型がございます。
詳細は商品番号をご指定の上、お問い合わせくださいませ。
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