商品番号:1493990
(税込)
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【 仕入れ担当 岡田より 】
しっかりと密に織り上げられた博多織の
全通袋帯のご紹介です。
きもの雑誌などにも掲載されたことのある
【 小森草木染工房 】の味わい深いお品。
穏やかな彩りで全通柄でお柄が織りだされており、
洒落訪問着、付下、色無地などお着物と
幅広くコーディネートいただけ、博多織ならではの
締め心地よき、きゅっとした織り味をお楽しみ
頂けることでしょう。
【 お色柄 】
しっかりとハリのある生地に、
濃紺、くすんだ水色、朱、青緑の糸を用いまして、
間道状に唐花が織りだされています。
箔糸は控えめに。
細くお柄を縁取るように金糸が使われており、
お洒落用としても重宝するかと思います。
お色数も多く、刺繍も細やかながら、
抑えた色彩と間道柄によって、
華やかさの中にも端正さを失わないお品でございます。
【 帯の状態 】
着用済のお品として仕入れてまいりましたが、
僅かに締め跡、たたみジワがある程度でございます。
また、画像のように手先から7cmのところに、
通常出るはずのない朱色の糸が一部出ております。
(矢印の長さは1cmです)
お手元で現品をご確認の上、存分にご活用くださいませ。
【 博多織について 】
経済大臣指定伝統的工芸品(1976年6月14日指定)
鎌倉時代、中国(南宋)へ渡った商人の
満田弥三右衛門が考案し、その子孫が改良工夫して
博多に広めたとされる。
博多織による帯を筑前黒田藩の初代藩主・黒田長政が
江戸時代に幕府に献上したことで広く認知された。
これによりその図柄には献上柄と名がついた。
現在の博多織の献上柄には厄除け、子孫繁栄、
家内安全の願いが込められている。
1本の帯を作るのに7000~15000本もの経糸を使うため
柔らかくてコシのある地風である。
糸の密度が高いので締める時にキュッキュッという
「絹鳴り」と呼ばれる独特の音色がする。
絹100%
長さ約4.54m(長尺・御仕立て上がり)
耳の縫製:かがり縫い
柄つけ:全通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 軽い格式のお茶席、お稽古、芸術鑑賞、観劇、お食事会 など
◆あわせる着物 洒落訪問着、付下、色無地 など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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