【仕入れ担当 吉岡より】
キメ細やかな織の風合いと、本袋で織り上げた高い技術に魅了され
仕入れて参りました!
見れば見るほど引き込まれるセンスの良い色糸使い。
洒落ものの訪問着、付下げから色無地や小紋などとのコーディネートにご使用くださいませ。
正倉院宝物を思わせる装飾柄を合わせた、マットな光沢を感じる一条は
末永く受け継いでいっていただけるもの。
もちろん数あるお品ではございませんので、どうぞこの機会をお見逃しなく!
【色・柄】
本袋で織り上げた帯地は、しなやかな錦織地。
キュッと絹鳴りのするキメ細やかな織が特徴で、締め心地の良い印象です。
シックな黒色を基調に、一面に金糸を織り混ぜて
正倉院風の「更紗横段」の装飾柄を織り成しました。
繰り返しに見えるデザインの中に、絶妙な揺らぎが感じられ
まさに工芸品と言えるこだわりが見受けられる袋帯です。
【商品の状態】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召し頂ける状態でございます。
保管の際のたたみ皺がございますので、お届け前にプレス加工をサービス致します。
お届けまで1週間ほど頂きます。
【本袋帯について】
ご存知の通り、高級品にのみ許されるのが、「本袋」。
表地と裏地を同時に、輪のように織り上げる帯のことでございます。
基本的に、表の地組織と裏の地組織は同じ様にいたします。
なぜなら、表裏の織巾が合わなければ帯にならず、
縫い袋のように、表裏別々に織った後で縫い合わせるわけにはいかないからです。
表裏同時に、輪のように織り上げる本袋帯。
織り場では、織りあげつつあるお柄を見ることができません。
したがって織人の熟練が必要とされますし、大変難しい織物です。
本袋帯と縫い袋帯を並べて見比べていただきますと、
すぐにお分かりいただけるかと思います。
その違いは、帯の両端、つまり耳の厚みでございます。
これこそが本袋帯の一番の特徴で、縫い袋帯の半分の厚みですので、
薄く綺麗にたたむことができます。
またお太鼓結びに締めていただくと、耳付きが薄いので、
前・横から見ていただいた時にお太鼓が大変綺麗に映ります。
絹100%(金属糸風繊維除く) 長さ4.4m
◇全通柄
◆最適な着用時期 10月~翌5月(袷の季節に)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン お食事会、パーティー、観劇、芸術鑑賞など。
◆あわせる着物 訪問着、付下げ、色無地、小紋
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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