商品番号:1486748
(税込)
【 仕入れ担当 田渕より 】
一般的に流通は多くはございません。
濡れ描き友禅で知られる京都、に志山染匠による塩瀬九寸帯を仕入れて参りました。
今回は染物問屋さんの秘蔵品を、現品限りでご紹介が叶いました。
お目に留まりましたらどうぞご覧下さいませ。
【 お色柄 】
染料をぐんぐんと吸う上質な塩瀬地。
凛とした深い黒色をベースとして、
描き出された優美な小花の意匠。
シンプル、だけど大人の色香が溢れる…
一挿し、一挿し、繊細に込めた手仕事ならではの細やかな彩色が
見るものの目をハッと惹き付けることでしょう。
品のあるコーディネートにぴったりの染帯をお探しの方におすすめ致します。
どうぞお見逃しのないよう、お願い申し上げます。
【 に志山染匠について 】
千切屋治兵衛(千治)さんや、工芸キモノ野口さんなどでもその作品が扱われ、
特に千治においては安田や中井、染匠いち川などに並び、
その屋台骨を支える染匠として称されてきました。
得意とする友禅技法は無線友禅やダンマル描き。
そこに特化し、絵画的で創作的な作品に比肩するものはございません。
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
絹100%
長さ約3.6m(お仕立て上がり時)
こちらの帯は長尺ですので、仕立て上がりの長さを4.2mまでご指定いただけます。
※ご指定のない場合は弊社標準の約3.6m前後で仕立て上がります。
おすすめの帯芯:突起毛綿芯
お太鼓柄
白生地には新潟県五泉市の特選塩瀬地を使用しております。
◆最適な着用時期 袷・単衣 <盛夏以外(6月末~9月上旬以外)>
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン カジュアルパーティー、芸術鑑賞、観劇、お出かけ、お食事など
◆あわせる着物 付下げ、色無地、小紋、織の着物など
長尺の帯ですので、長さをご指定下さい。
※ご指定のない場合は標準の長さで仕立て上がります。
★名古屋仕立て(税込10,450円※綿芯「突起毛芯」代含む)
胴に巻く部分から手先までを半分に折って縫製された仕立て方です。
お着付けの際に半分に折る必要がないので、楽に着付けることが出来ます。
★開き仕立て(税込13,750円※綿芯「突起毛芯」代含む)
半分に折らずに帯地と帯芯をかがって仕立てます。
胴回りをご自身の好きな巾で結ぶことができます。
★松葉仕立て(税込13,750円※綿芯「突起毛芯」代含む)
手先の部分だけを半分に折って縫製された仕立て方です。
胴回りは折らずに仕立ててあるのでご自身の好きな巾に調節することができ、
かつ手先は半分に折っているので楽に着付けをすることが出来ます。
※開き仕立てと松葉仕立ては縫製の関係上帯芯が見える状態です。
着用時には見えませんので問題はございませんが、気になる方は+1,650円で裏地を付けることもできます。
ご希望の方は、「モス裏地付き」のお仕立てをお申し込み下さい。
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