商品番号:1485724
(税込)
【 仕入れ担当 岡田より 】
西陣の老舗織元・渡文より、
すくい織による工芸味あふれる表情の
特選手織り袋帯のご紹介です!
渡文といえば、創業から100年を超える老舗織元で、
大島紬や結城紬をはじめとした織のお着物との相性が特に良く、
通の方からも高い人気を誇る高級お洒落ブランドとして有名でございます。
近年新品の商品は大変高価に取引されており、
御仕立て上がり価格は大変お値打ちに感じていただけるかと存じます。
なかでも良きお色柄の作品を厳選仕入れしてまいりましたので
お目に留まりましたら是非ともお見逃しなく!
【 お色柄 】
軽やかな風合いの黄土色を基調とした帯地。
単衣の季節にも合わせていただけそうな風合いでございます。
お太鼓にはすくい織の技法をもって工芸味あふれる表情に
葡萄蔦葉の意匠を織り上げました。
さり気ない金糸のアクセントが品良く映え、
手織りならではの良き織味を実感いただける仕上がりでございます。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 渡文について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.37
1906年(明治39年)創業
創業者・渡邉文七が15歳で西陣機屋に丁稚奉公の後、
20歳代半ばで独立、徐々に手織機、力織機の稼動を増やし、
今の地位を築き上げた。
「創造性あるもの作り」を理念に、
結びやすい帯を織り続けている。
有職文様の格調高い形式美の意匠「名物裂」、
真夏以外1年を通して使用できる手織の
「波衣(なみごろも)」、1本糊の技法を用いて
製織された、軽くてシワになりにくい
「纐纈(こうけつ)ST」などのシリーズがある。
【 沿革 】
1882年 創業者渡邉文七 京都府北桑田郡知井村に生まれる。
幼少にして父と死別。15歳で京都に出て、
西陣「山下槌之助機業店」に丁稚として奉公する。
文七は帯作りの修行に励み、その非凡な才能と努力を
認められ番頭に昇進。
1906年 独立を決意、山下家から別家を許され
「渡邉文七機業店」を創業。
1914年 手機20台を稼働させ紹紦、肩裏、絽丸帯などを製織
経営の基盤を固める。
1922年 力繊機を導入、広巾で織り上げた帯地を2つに裁断して、
単帯として売り出して好評をはくした。
1936年 手機100台、力織機10台をもって操業する西陣の中堅機業に成長。
絹100%・金属糸風繊維除く 長さ約4.33m
柄付け:お太鼓柄
耳の縫製:かがり縫い
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 和のお稽古、芸術鑑賞、ご友人との気軽なお食事、街歩き など
◆あわせる着物 洒落訪問着、小紋、織のお着物など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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