商品番号:1480750
(税込)
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本商品は袋帯単品での販売です。
画像でコーディネート例をご紹介しております。
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【仕入れ担当 吉岡より】
心を揺さぶる、藝術…
豊かに描き出される内面性。
とみや独自の点描綴技法により、
加賀の巨匠、木村雨山の図案を細緻に織り上げた、
趣味性高い袋帯のご紹介です。
時を経ても変わらず輝き続ける古典のデザインを…
どうぞご覧くださいませ。
【色・柄】
穏やかな香色の帯地をベースに、
雨山氏ならではのタッチで描き出された「石榴と黒百合」の柄を
緻密な織技で織り上げました。
丸みをおびた筆跡の、表情豊かなお柄を
西陣の技術の粋を集め、見事に再現したお品。
大人の女性ならではの高い趣味性を演出してくれることでしょう。
【商品の状態】
未着用の新古品として仕入れてまいりました。
お手元に届いてすぐにお召し頂ける状態でございます。
【木村雨山について】
加賀友禅は、絵画的で写実的、質実剛健な作風を特色にしていますが、
日本画の手ほどきを受けられていた故雨山氏は、
その加賀友禅の特色を活かしながらも、写生による図案をもとに制作を行い、
日本画の技法を駆使して、宗達、光琳風の濃淡の色調を巧みに表現し、
加賀友禅を新境地へと誘いました。
明治24年:金沢生まれ。
昭和2年:帝展(現日展)工芸部入選。
昭和30年:重要無形文化財認定。
昭和41年:紫綬褒章。
昭和51年:勲三等瑞宝章。
昭和52年:86歳で他界。
【点描綴について】
西陣織の伝統技術・紹巴綴れを用いて多彩多様な原色を点描風に分解し、
多様な色彩を再現する技術「点彩綴」。
その発明により、限られた色数しか表現できなかった織物が
無限に広がる色彩表現ができるようになりました。
またその風合は締めやすく、軽く、大変な人気がございます。
【 とみや織物について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.308
1956年(昭和31年)設立
創業者 冨家伊兵衛
明治初年頃に冨家伊兵衛により
西陣の織物商として創業。
後、織元に転業したが太平洋戦争で一時休機。
戦後すぐに「冨家機業店(とみいえきぎょうてん)」
の屋号で事業を再開、1956年(昭和31年)に
「とみや織物株式会社」を設立。
京都市オスカー賞を受賞した技術の高さで、
米・露大統領、モナコ皇太子、国会議員など国内外の
著名人の肖像織物をはじめ、寺社仏閣への奉納用織物、
映画の衣装、駅伝やマラソンのゴールテープなど、
幅広い分野で評価を得ている。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(指定外繊維除く)
長さ約4.4m
西陣織工業組合証紙No.308 とみや織物謹製
耳の縫製:かがり縫い
六通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン ご結婚式・式典へのご参列、パーティー、お付き添い、芸術鑑賞など
◆あわせる着物 訪問着、付下、色無地 など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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