スリムな方に！【花咲季工房】 正絹米沢紬 ≪お仕立て上がり・中古美品≫ ～ぜんまい紬～「雪代紬」 ぜんまいを織り混ぜたほっこり米沢紬！ 身丈155.7　裄63.6

【仕入担当　竹中より】


ふっくらと優しい手触り。
素材のぬくもりに、おだやかな自然のお色を写し取ったよう。
みちのく米沢の特選米沢紬のご紹介です。


ぜんまいは、保湿性や防水性に優れている上に、
綿自体が害虫から身を守る役目をしてくれます。

また、ぜんまいを用いたおきものがありますと、
他のおきものにも虫がつかないことより、古くから大切にされてきました。

しっかりとした生地感と肌触りですので、単衣でのお誂えにもオススメです！

優しさのお色と温かみあふれる風合いを。
この機会にどうぞご活用くださいませ！


【商品の状態】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
一部しつけもついたままの
お手元に届いてすぐにお召し頂ける状態でございます。
後巾などスリムな方サイズです



【御色柄】
ふうわり、かろやかな紬地の風合い。
密な織口のサラリとした紬地には、節糸の温かみがあり、
そっと触れただけで心持ちまでも温かくなるような
豊かな味わいがいっぱいに広がります。

淡く穏やかなアイボリーをベースに
薄墨の縞間道模様を織り出し
紬地の中に「ぜんまい綿」による立体感も織り混ぜて。。

ところどころで顔を覗かせる節の温かみ溢れる風合いが
優しい印象の着姿を演出いたします。

カジュアルな装いのバリエーションの1枚にぜひ！

【　米沢紬（米沢織）について　】
国内最北の織物産地である山形県の米沢市を
中心とした地域で生産されている紬織物の総称。
通常一産地に一つの布と言われるが、米沢織には
長井紬、置賜紬、紅花紬などの複数の紬織物がある。

1601年（慶長六年）藩主上杉景勝の側近だった
直江兼続が藩の収益拡大を図るため、織物の素材となる
青苧（あおそ）や絹を生む蚕の餌となる桑、染料となる
紅花などの栽培を奨励した事に端を発す。
江戸後期の九代藩主・上杉鷹山が養蚕業を奨励、
本場・京都から織物師を招き研究開発を行った事で
織物産業が飛躍的に発展。
この時期に紅花や藍、紫根などの植物染料で
糸を染めてから織る先染めの技術が確立された。

現在は若い世代の作り手がその技術を引き継ぎ、
約30社あまりのメーカーが切磋琢磨しながら、
それぞれ異なるものづくりに励んでいる。