【年に一度の大決算SALE】 【首里花倉織】 製織：伝統工芸士・安座間美佐子 本場琉球首里花倉織九寸名古屋帯 純国産絹使用 流通量少ない、絶品の花倉織。 心揺さぶる織の宝…

【　仕入れ担当　田渕より　】
繊細で確かな織の技術。
風格漂う美しいお品とはまさにこのような作品をいうのでしょう…

那覇伝統織物事業協同組合の現理事長である
安座間美佐子氏による逸品。
目にした瞬間に自然と心惹きつけられてやまない、
極上の首里花倉織九寸帯をご紹介致します。

軽い風合いの花倉織ですが、通常芯を入れてお仕立て頂きますと極端に透けることもなく
単衣～袷にお締め頂けます。
特に夏のご着用をお考えの場合には、夏用の帯芯でお仕立て頂ければ
単衣～盛夏でのご着用も可能です。

幾代先に受け継がれても決して廃ることのない品格ある逸品。
どうぞ存分にお楽しみください。


【　お色柄　】
しなやかで絹本来の艶めきが美しい、江戸茶色の絹布。
現在では大変希少となりました、純国産絹を100％使用した絹糸で織り上げ
肌触りから繊細な風合いが特徴です。

浮花織と花倉織独特の細やかな絽目が織り込まれております。
捩りが美しい透け感を演出して…
その地に緯糸を浮かせて格子模様があらわされて。

立体感のある織と品ある風合いは、みつめるほどに深みを増してゆくようです。
一見シンプルなように見えますが、少し織りの世界に詳しい方でしたら、
その控えめな色彩の中に、織り手の誠実さや根気強さを感じ取っていただけることと思います。

琉球の織物には、力がございます。

なぜここまでに私たちの心を揺さぶるのか…
その答えは、皆様にみつけていただければと願っております。
心を込めて、お届けさせていただきます。


【首里織について】
15世紀頃から琉球王府の首都として栄えた首里。
そこでは、高貴な人々の衣装として、美麗な織物が数々織られてまいりました。
現在はそれを総称して「首里織」と呼んでおりますが、その技法の種類は豊富で、
デザインも実に多彩なものでございます。

首里花倉織、首里花織、首里道屯織、首里絣、花織手巾、煮綛芭蕉布、ミンサー…
これだけ多くの種類が存在する、首里王朝の華麗なる織物の世界。
かつての王府下で発展した、美しい織物たち。
洗練された高い水準であることに間違いはございません。


【花倉織について】
首里織の一種。
沖縄の織物のうち最も格式の高い織物で、
王家の妃、王女が着た夏衣に用いられました。
花織と絽織、紗織を市松、菱形模様または前後左右交互に織っていきます。

生地の一部に絽目と呼ばれる隙間を開けた絽織と
目の詰まった平織、両面浮き花織を組み合わせた
織り方でもじられた部分が透かしになります。