【 仕入れ担当 中村より 】
瑞々しき命の描写―
瞬間の自然美を捉えた意匠を得意とする秀美さんのお着物。
十日町友禅屈指の染匠さん、【秀美】の夏訪問着のご紹介です。
配色、構図…全てにおいて素材感溢れる作品。
すっきりとしたお柄付け故に夏らしく、装っていただける一枚でございます。
お値打ちにご紹介させていただきますのでどうぞお見逃しなくお願い致します。
【 色柄 】
こっくりと深い黒茶色を基調に、
立葵の花意匠があしらわれました。
日本だからこそ生まれた自然美が表現されました。
花びら一枚、葉の一枚に至るまで…
決して妥協を許さない、染めへのこだわり。
花弁一つ取っても微妙に色を移ろわせ、写実的な表現が、
前へ奥へと意匠全体に奥行きを感じさせます。
季節を絹地にうつしとった、印象的なひと品。
日本で育まれた染織文化は、本当にすばらしいものです。
上質な生地に、丁寧な染めの仕上がりをご覧いただきたく思います。
【 秀美について 】
新潟県十日町の一流染匠「秀美(しゅうび)」。
「美しいキモノ」などの着物専門誌に掲載されるような
訪問着などを、数多く創作されておりますし、
実際に有名な女優さんなどがひそかにご着用されるお品も多い染匠さんです。
手描きによるものづくりを精力的に続けておられ、
独特のセンスを活かした染帯や、
四季それぞれの季節感溢れるお着物などを多く作られており、
十日町のみならず、京都・東京の呉服問屋間でも
その品質・センスに定評のある染匠さんです。
【 五泉の駒絽について 】
五泉の駒絽は、越後(新潟県)の五泉市で産出される織物ですが、
五泉の織物の歴史は古くは五泉平(袴地)から始まり、
年間の平均湿度75%という絹織物にとって好条件に恵まれ、
現在は平絽・駒絽などの夏物白生地の品質が良く定評があります。
【 十日町 秀美(しゅうび)について 】
着物専門誌にも掲載される十日町友禅の創作元。
写実的な花意匠の表現をもっとも得意とし、
四季にあわせた色とりどり、多種多様な花を
染描いた四季の花のシリーズは人気が高い。
節句や季節の行事にあわせた、ユニークなデザインの
帯やお着物も力を入れて創作されており、お着物ファンに
誂える楽しみを十日町より発信している。
絹100%
たち切り身丈178cm 内巾約37cm(裄最長約70cm)
白生地には五泉の駒絽地を使用しております。
◆最適な着用時期 6月下旬~9月上旬の盛夏
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン パーティー、音楽鑑賞、観劇、お食事会、付き添いなど
◆合わせる帯 夏袋帯、絽綴れ帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
解き湯のし4,180円+絽衿裏2,200円+海外手縫い仕立て35,200円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+17,600円(税込)
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