【年に一度の本決算セール】 【本場奄美大島紬】 9マルキ式カタス 古代染色純泥染・部分総絣 ≪仕・中古美品≫ 「有職段にシダ菱」 本場奄美大島紬グランプリ受賞柄！ 見事な絵羽付けの絣美！ 身丈164　裄70

【　仕入れ担当　田渕より　】
ひと目見て、ただならぬ存在感を放つ一枚。
まるで墨絵のような陰影を描き出すこの絣模様は、気が遠くなるほどの手間と技術を注いで織り上げられた逸品です。

今作は、産地で行われている奄美大島紬グランプリで栄誉を受けた受賞作。
織元の技術と感性が結晶した、まさに渾身の作品です。

身にまとうだけで圧倒的な品格と知性を感じさせるこの大島。
ご寸法の合う方には、ぜひこの機会にお手に取っていただきたい一枚です。


【　お色柄　】
深く静かな黒の地に、精緻な絣で「有職段にシダ菱」の文様を敷き詰めた、圧巻の絵羽仕立て。
上前・下前・衽・袖…すべてにわたって繋がりを意識した意匠構成は、
着姿の中で緩やかなグラデーションを描き、動きのある表情を演出します。

9マルキ式のカタス絣によって織り出されたこの文様は、織りの世界でしか表現し得ない奥行きと立体感を宿し、まさに“大島の最高峰”と呼ぶにふさわしい出来映え。
洗練された佇まいで、自信と誇りを纏う大人のための一枚です。


【　商品の状態　】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
洗いに出されたと見られるしつけ糸がついており、
お手元に届いてすぐにお召し頂ける状態でございます。

【　大島紬について　】
経済産業大臣指定伝統的工芸品（1975年2月17日指定）

鹿児島県の奄美大島を中心に作られている織物。
世界三大織物にも数えられ、織る前に糸を染める先染、
手織りの平織、絣合わせをして織上げたものは
「本場大島紬」の名で伝統工芸品に指定されている。
しなやかで軽く、シワになりにくいという特徴がある。
手紡ぎの糸を、「テーチ木」（車輪梅）という
奄美エリアに生息する植物の煎汁液と、
鉄分を含む泥土でこげ茶色に発色させ、
手織りする伝統的技法が主だった染色方法。
藍、白、色大島などもある。

大島紬は独特の絣使い（細い点）と先染め、製法等限られた
条件の中で約84種類があり、染色別が6種類、糸の配列による
組織別14種類をかけ合わせて作る

バイヤー
田渕 健太

080-1503-2255

日曜定休、休日は翌出勤日に対応させて頂きます。