商品番号:1554169
(税込)
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【 仕入れ担当 田渕より 】
盛夏の空気が澄みわたる季節、
涼を纏う装いに華やぎと気品を添える…
夏のハイクラスフォーマル、それも本袋と言えば…
名門・志都香による特選の一条をご紹介致します。
夏の和姿にワンランク上の格を与える一品。
ぜひお手元にて末永くご愛用いただけましたら幸いでございます。
【 お色柄 】
さらり軽やかなオフホワイトの絽地。
意匠にはまるで西洋の聖堂に見られるステンドグラスのような精緻な文様が、
絽の透け感ある地に浮かび上がり、気高くも幻想的な世界を描き出しています。
中心に咲く蓮華のようなモチーフは、淡紫色を用いて繊細に織り上げられ、
荘厳さと柔らかさを兼ね備えた印象。
染めでは表現できない、織ならではの立体感と光の反射が、動きに応じて表情を変えます。
透け感のある夏のフォーマル帯ながら、帯姿に奥行きをもたらすひと品。
お茶席から盛夏の式典まで、ひときわ目を引く風格と華やかさをお楽しみください。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ約4.35m(お仕立て上がり時)
西陣織工業組合証紙No.2291 志都香謹製
おすすめの帯芯:夏用綿芯
本袋縫い
六通柄
◆最適な着用時期 盛夏(6月末~9月上旬)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式、パーティー、式典、お付き添い、音楽鑑賞、観劇、お茶席、お食事会など
◆あわせる着物 訪問着、付下げ、色無地