商品番号:1553140
(税込)
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【琉球紅型研究所 屋宜元七】による琉球紅型で、
博多織の帯地を染めた八寸帯のご紹介です。
【仕入れ担当 吉岡より】
紅型らしい鮮やかな配色と、
六通に渡る贅沢な構図に惹かれて入荷致しました!
南国の太陽と海に培われた、美しい感性によって生み出されたお品です。
貴方だけの印象的な帯姿を演出する一品として…
琉球の織のお着物を始め、日本各地の紬などにも良く合い、
着姿に南国の風情を添えてくれることでしょう。
本場の琉球紅型にこだわりたい方にお勧めしたいお品です!
【色・柄】
今回ご紹介いたしますのは、博多織の帯地を用いた
非常に珍しい作品です。
一面に細やかな畝を浮かべ、
角度によって地紋の浮き沈みと光沢感が感じられます。
地色は清雅な白を基調として、
青の濃淡が印象的な「菱と牡丹唐草」の文様を表しました。
スッキリと見せるタテの間道の構図で、
独特の風情を醸すお柄に仕上げた秀作です。
【 琉球紅型について 】
経済大臣指定伝統的工芸品(1984年5月31日指定)
早くは13世紀から起源を持つと言われる、
独自の染技で育まれてきた沖縄の染物の総称。
鮮明な色彩、大胆な配色、図形の素朴さが特徴。
「紅型(びんがた)」の呼称は昭和に入ってからで
それまでは「型附(カタチキ)」と呼ばれた。
階級によって使用できる色と模様が異なり、黄色地は
王族以外は使用不可、図柄が大きく肩と裾に模様がある
二段肩付は王族を示す柄である。
大部分は首里で作られ、知念・沢岻・城間の三家が
御用紅型師であった。
琉球紅型には下記の種類がある
紅型:「琉球びんがた」のビンは「色彩」の意があり、
白地紅型、染地紅型、返し型、朧型、手附紅に分類される。
これらは型附(カタチキ)と呼ばれる糊置防染手法による
型染めで、型紙を当てて生地に糊を塗り、そのあとで
取り去った型紙の模様の部分に色を差す染め方で、
さらに地染めが施されるものもある。
藍型:藍の濃淡や墨で染められた紅型。
えーがたと呼ばれ、白地藍型、黒花出し、白花出し、
浅地花取り、藍朧(えーうぶるー)などに分類される。
型紙は染地(線彫り)型を使う。
濃藍から各種の藍の変化と地の白とで、大きめの模様で表現する。
筒描き:糊引(ヌイビチ)と呼ばれ、紙を使用せずに
防染糊を入れた円錐状の糊袋の先から糊を絞り出しながら
生地に模様を描き、そのあとで模様の部分に色を差す方法。
技法的にも難しく、均一に絞り出すために布面に垂直に置き、
進行方向に傾けながら一気に線を引かなければならない。
絹100% 長さ3.6~3.7m(お仕立て上がり時)
白生地には、博多織帯地を使用しております。
六通柄
◆最適な着用時期 10月~5月(袷の季節に)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン 街着、カジュアルなパーティー、行楽など。
◆あわせる着物 小紋、付下げ、色無地、御召、紬