【年に一度の本決算セール】 【京の染匠】 特選創作友禅紋紗羽織 ≪御仕立て上がり・新古品≫ 「紫苑華唐草」 風を透かし華を纏う… 羽織れば通の和姿へ！ 羽織丈101　裄70.5

【　仕入れ担当　田渕より　】
重なりあう季節の境目に、静かに風をはらむ紋紗の羽織。
陽射しをやわらかく透かしながら、装いに奥行きと気配を添える贅沢な薄物。

紗ならではの軽やかさに、繊細な織りの美しさが息づき、日常のひとときを涼やかに包み込みます。
目に映るのは、決して派手ではないが、確かな存在感。
品格と遊び心をそっと重ねた、通のための羽織です。
お目に留まりましたらどうぞご覧下さいませ。


【　お色柄　】
ふわり、透け感美しいデザインの紋紗地。
深い黒色の地に、紫色の花唐草が大胆に浮かび上がります。
ひとひらひとひらに精緻な線描を施した花々は、幻想的でどこか異国情緒を帯び、静かな艶を放つ意匠。
葉や蔓の流れが全体に動きを与え、涼感と華やかさを絶妙に共存させています。


夏の夕暮れ、装いにもうひと匙の気品を加えたいとき。
大胆でありながらしなやかに、美しさを…
どうぞお手元でご堪能下さいませ。


【　商品の状態　】
未着用の新古品として仕入れてまいりました。
仕付け糸もついたままの美品でお手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。

【　京友禅について　】
経済産業大臣指定伝統的工芸品（1976年6月2日指定）
京都府知事指定伝統工芸品

京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅（京友禅、加賀友禅、
江戸（東京）友禅）の1つ。

「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。

明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。

量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月（1976年）には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。

バイヤー
田渕 健太

080-1503-2255

日曜定休、休日は翌出勤日に対応させて頂きます。