商品番号:1551712
(税込)
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夏の涼やかな紗紬地に板締め絞りで柄を成した上等夏キモノ!
スッキリとしたシンプルな配色で大変着こなして頂きやすい一品をご紹介いたします。
【仕入れ担当 吉岡より】
軽くてハリのある生地の風合いと、シンプルながら独特の奥深さを感じる
板締めの染め意匠に惹かれて、仕入れて参りました!
まさに現代感覚に合わせ染め上げられた、シャレた夏小紋です。
画面上でどこまで美しさを伝えられるかわかりませんが、素晴らしいの一言です。
職人さんがお召しになられる方のことを考えて、一生懸命染め上げた作品です。
このようなさりげない夏キモノは、なかなか染められておりませんので…
どうぞ、洗練されたハイセンスな着姿を存分にお楽しみください!
【色・柄】
生地には、タテ・ヨコに節糸の風合いも浮かぶ
軽い紗紬地を用いました。
そっと奥が透けるような印象の生地は、
かすかに生成りがかったオフホワイトを基調として。
そこへ、板締め絞りによって黒い「細市松」の柄を加えました。
黒く染まったラインの太細が手仕事ならではの味わいを感じさせ
他にはない一枚に仕上がっております。
【商品の状態】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
洗いに出されたと見られるしつけ糸がついており、
お手元に届いてすぐにお召し頂ける状態でございます。
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
絹100% 縫製:手縫い
居敷当て付き(絽)、背伏せ無し
身丈(背より) | 158cm (適応身長163cm~153cm) (4尺1寸7分) |
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裄丈 | 66cm(1尺7寸4分) |
袖巾 | 33.5cm(0尺8寸8分) |
袖丈 | 49cm(1尺2寸9分) |
前巾 | 24.5cm(6寸5分) |
後巾 | 30.5cm(8寸1分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈68cm(1尺8寸0分) 袖巾34cm(9寸0分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 7・8月(盛夏)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン 行楽、観劇、カジュアルなパーティー、コンサートなど。
◆あわせる帯 洒落ものの袋帯、名古屋帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。