【年に一度の本決算セール】【創業弘治元年　千總】 高級本手描き京友禅黒留袖 ≪御仕立て上がり・中古美品≫ 「瑞松宝尽くし紋」 松に舞い、宝に祝われる… 慶びを纏う格式の頂！ 身丈157.5　裄64.5

【　仕入れ担当　田渕より　】
京友禅の最高峰・千總が手がける黒留袖。その一針一針に、

京都で培われてきた染織美の精髄が息づく…
古典意匠を重ねながらも、構成には名門ならではの気品と洗練が宿り、慶びの席にふさわしい圧倒的な存在感を放ちます。

きものというお召し物の代表格。
ご存知、千總による特選黒留袖のご紹介です。
人生の節目、家族の祝いの日に、誇りと共に纏っていただきたい逸品です。
何枚も必要でないからこそ…
格別の一枚を是非ともお迎えくださいませ。


【　お色柄　】
深く深く、吸い込まれそうなほど奥深い漆黒地。
程よいシボが魅力的なちりめんの上質な絹地が用いられております。

その地に映えるのは、松葉と吉祥文を重ねた絢爛な意匠。
宝尽くしや熨斗が大胆に描き出されました。

立体的な刺繍の凹凸や、金彩の煌めきが見事に調和し遠目にも近くにも映える構成です。
配色には古典の品格を保ちながら、モダンな鮮度もあり、時代を問わず愛される美しさがあります。

千總の黒留袖は、単なる衣装ではなく、着る人の品格そのものを映し出す特別な一枚。
格調と華やぎが同居する本品は、母として、妻として、家を背負う女性の晴れの日にふさわしい礼装です。


【　商品の状態　】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。

【　千總（ちそう）について　】
1555年(弘治元年)創業
1937年（昭和12年）設立


時代で言えば室町の時代より、江戸、明治、
大正、昭和、平成、令和と連綿と友禅の技を
守り継承している京友禅の名門。
明治年間にはそれまで用いられていた友禅の下絵を、
十二代西村總左衛門が一新、岸竹堂を皮切りに、
今尾景年や幸野楳嶺など、近代京都画壇を
代表する画家たちにに依頼するなどして
友禅染の新時代を拓く。
技術開発にも積極的に取り組み、天鵞絨友禅、
写し友禅、刺繍の技術の粋を集めた大作を次々に発表、
国内外の博覧会で数々の賞を受賞。

美術染織品と呼ばれる分野のパイオニア。
戦時中は友禅染の技術保存のため研究所を設立、
戦後は伝統の技を活かし、着物に留まらない友禅の可能性を
現在に至るまで追求し続けている。

千總では養蚕から、製糸、生地の製織全て
日本国内で行っており、白生地の製織は作品の
魅力を最大限に引き出すため、丹後にある専属の
機屋でオリジナルのものを製織。

友禅の図案の製作を行う図案室があり、
専属の図案家が在籍、また歴史の中で
蓄積してきた約2万点にも及ぶ所蔵品がある。

【　京友禅について　】
経済産業大臣指定伝統的工芸品（1976年6月2日指定）
京都府知事指定伝統工芸品

京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅（京友禅、加賀友禅、
江戸（東京）友禅）の1つ。

「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。

明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。

量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月（1976年）には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。

バイヤー
田渕 健太

080-1503-2255

日曜定休、休日は翌出勤日に対応させて頂きます。