商品番号:1550795
(税込)
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【 仕入れ担当 渡辺より 】
大変珍しい作品に出会えました…!
国指定重要無形文化財「紅型」の保持者
人間国宝【 玉那覇有公 】氏による、科布地に
お柄を染め上げた琉球紅型八寸名古屋帯のご紹介です!
科布の作品自体が珍しいなか、
さらには玉那覇氏の藍型をあしらった
大変贅沢で希少な作品です!
素材・染ともに極上の逸品で、
ほのかに科の木の香ただよう科布地に、
琉球紅型ならではの色使いでお柄があしらわれており、
夏の小紋、織のお着物、上布、自然布のお着物にあわせて
こだわりのカジュアルスタイルをお楽しみいただけることでしょう。
素材・染ともに極上の逸品です!
探そうと思って見つかるお品ではございません!
大手中古問屋さんより特別に買い付けてまいりましたので、
お目に留まりましたら是非ご検討くださいませ!
【 お色柄 】
自然布ならではのハリのある薄茶の濃淡の
科布地に、濃紺と墨黒のみの彩りでハギのような
琉球魚のお柄が染めあしらわれております。
【 商品の状態 】
着用済のお品として仕入れてまいりましたが、
僅かにたたみジワがある程度で、すぐに
お使いいただける状態でございます。
お手元で現品をご確認の上、存分にご活用くださいませ。
【 玉那覇有公(重要無形文化財保持者)について 】
【 生年・認定年 】
1936年(昭和11年)10月22日生
1996年(平成 8年) 重要無形文化財「紅型」の保持者に認定
1961年に沖縄県指定無形文化財「びん型」保持者
琉球紅型宗家14代城間栄喜(しろまえいき)に師事、
のちに独立。那覇市首里に紅型工房を構える。
1996年5月、国の重要無形文化財「紅型」の
保持者として各個認定される。
2000年7月22日、第26回主要国首脳会議(九州・沖縄サミット)が
首里城北殿で開催された際、沖縄県の人間国宝の代表として、
紅型の制作実演を行った。
両面染めの技法に秀でており、
また「二枚異型」の技法を独自に考案。
琉球王国時代から戦後の紅型復興期にいたる
紅型の伝統が強く息づき、優しくも深く厳しい
精神性に裏付けられた独自の創作を生み出している。
力強く緻密な型彫りを得意とし、明度の高い中間色と
暈しによって動静と光を備えた清涼感ある作品は、
現代紅型に多くの模倣的表現を生み出した。
※息子の玉那覇有勝(1968年 - 、日本工芸会正会員)も、
中頭郡読谷村に工房を構え、紅型の制作に従事している。
【 経歴 】
1936年 沖縄県石垣市に生まれる
1961年 琉球紅型宗家十四代・城間栄喜に師事
1975年 第22回日本伝統工芸展初入選
1976年 沖縄タイムス芸術選賞 奨励賞受賞
1978年 第25回日本伝統工芸展 奨励賞受賞
日本工芸会正会員
1979年 第26回日本伝統工芸展 奨励賞受賞
1980年 「伝統と現代 日本型染」展
(東京国立近代美術館主催)招待出品
1983年 沖縄タイムス芸術選賞 大賞受賞
1990年 第37回日本伝統工芸展鑑査委員
1991年 第38回日本伝統工芸展 文部大臣賞(優秀賞)受賞
1994年 「現代の型染 くりかえすパターン」展
(東京国立近代美術館主催)招待出品
1995年 「友禅-第42回日本伝統工芸展特待者
1996年 重要無形文化財保持者「紅型」認定
1998年 紫綬褒章受章
2006年 旭日小綬章受章
【 科布について 】
「シナノキ」や「オオボダイジュ」の
樹皮からつくられる日本最古の織物のひとつ。
葛布・芭蕉布と並ぶ日本三大古代布。
樹皮から採れる靭皮繊維をはぎ、灰汁で煮て薄く裂き、
出来上がった糸を織り上げる。
茶褐色をしていて粗剛で織り目はあらく野趣に富み、
通気性がよく、軽く、水濡れにも強く、使いつづけるほどに
味わいが増す。
現在は新潟県や山形県の一部地域のみで生産されている。
科糸100%
長さ3.8m(お仕立て上がり)
柄付け:お太鼓柄 ※手先柄(果紋:はてもん)あり
※お太鼓箇所トンネル仕立て
※素材の性質上、フシによる凹凸組織の変化、色の濃淡などございます。
風合いであって難ではございませんので、その点ご了承くださいませ。
◆最適な着用時期 7月、8月の盛夏の時期
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 和のお稽古、芸術鑑賞、観劇、ご友人との気軽なお食事、街歩き など
◆あわせる着物 夏の小紋、夏紬、上布、自然布のお着物 など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。