商品番号:1550432
(税込)
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【 仕入れ担当 岡田より 】
博多織の織元【 筑前織物 】より、
夏に涼やかな紗献上の博多織八寸名古屋帯のご紹介です。
伝統的な献上柄を縞をメインにすっきりと織り上げたお品で、
流行り廃りなくご年齢も問わないデザインでございます。
盛夏の時期の浴衣や小紋、織りのお着物、色無地などに合わせて
爽やかな装いをお楽しみください。
【 お色柄 】
しっかりとハリのある紗の絹地。
白緑から紺鼠色のグラデーションに織り上げた帯地に、
親子縞と華皿、独鈷などの伝統的な献上柄を表しました。
【 献上柄について 】
黒田長政が徳川幕府に献上した博多織の柄名。
仏具の「独鈷」と「華皿」との結合紋様と
中間に縞を配した定格とされた。
献上以前は単に独鈷、華皿浮け柄と呼ばれたが
それ以降献上柄と呼ばれるようになった。
柄の構成は
親子縞:太い縞が細い縞を挟むように配された縞
「親が子を守る」という意味を持つ
独鈷:煩悩を打ち砕くとされる仏具・法器
孝行縞:細い縞が太い縞を挟むように配された縞
「子が親を慕う」という意味を持つ
華皿:仏の供養の際散布する花を入れる皿
を組み合わせる。
【 博多織について 】
経済大臣指定伝統的工芸品(1976年6月14日指定)
鎌倉時代、中国(南宋)へ渡った商人の
満田弥三右衛門が考案し、その子孫が改良工夫して
博多に広めたとされる。
博多織による帯を筑前黒田藩の初代藩主・黒田長政が
江戸時代に幕府に献上したことで広く認知された。
これによりその図柄には献上柄と名がついた。
現在の博多織の献上柄には厄除け、子孫繁栄、
家内安全の願いが込められている。
1本の帯を作るのに7000~15000本もの経糸を使うため
柔らかくてコシのある地風である。
糸の密度が高いので締める時にキュッキュッという
「絹鳴り」と呼ばれる独特の音色がする。
絹100%
最長:約3.84m(お仕立て上がり時)
柄付け:全通柄
【 付属証紙 】
博多織工業組合の証紙
製織:筑前織物
◆最適な着用時期 7月、8月の盛夏の時期
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン お稽古、ご友人との気軽なお食事、街歩き など
◆あわせる着物 夏の色無地、小紋、織のお着物、浴衣 など