商品番号:1549650
(税込)
【 仕入れ担当 中村より 】
十日町友禅の名門【 青柳(あおやぎ) 】より、
アタカス、クリキュラをはじめとする厳選された
野蚕糸を用いて織りだされた夏紬地に、バティックにて
味わい深いお柄を染め上げた夏物の紬地小紋着尺のご紹介です。
盛夏はもちろん、6月の単衣の時期のおでかけや
お食事などのカジュアルシーンにご年齢を問わず、
流行り廃りなく末永く重宝していただけることでしょう、
青柳さんのお品の中でも数少ないお品でございます。
今回は十日町友禅の名門秀美さんの九寸とのコーディネートセットをご紹介。
十日町名門コラボコーディネートを
どうぞお見逃しのないよう、お願いいたします!
【 お色柄 】
[着物]
程よく格子状に節感のある、ジョーゼットのような
透け感の黒色の紬地に、落ち着いた彩りの
手描きのバティックにて更紗がバランスよく染め上げられております。
[帯]
しっとり、まるで水を含んでいるかのように滑らかな手触り。
上質な五泉の駒絽地を、
深い黒色に染め上げて。
意匠には金魚の模様を描き出しました。
厳選された素材、伝統に重んじる染め技法、そして卓抜されたデザイン性。
その素晴らしい創作力は、きっとひと目でおわかりいただけることでしょう。
【 十日町 秀美(しゅうび)について 】
着物専門誌にも掲載される十日町友禅の創作元。
写実的な花意匠の表現をもっとも得意とし、
四季にあわせた色とりどり、多種多様な花を
染描いた四季の花のシリーズは人気が高い。
節句や季節の行事にあわせた、ユニークなデザインの
帯やお着物も力を入れて創作されており、お着物ファンに
誂える楽しみを十日町より発信している。
【 インドネシアバティック Indonesian Batik 】
インド更紗の影響を受けてジャワ島及びスマトラ島で生まれたろうけつ染めの技法によって精緻な文様を描いたインドネシア更紗「バティック」。
型を一切使わず、全てをチャンチンにより手描きされているバティックは、
熟練の職人の「ろう」の置き具合によって、微妙な強弱が出る手仕事の線の味わいが真骨頂。
アジアの染織の長い歴史の中で培われた「無名の美」の代表的なものの一つです。
【 きものの青柳について 】
十日町の染元
1938年(昭和13年)創業
創業者は青柳大喜(喜は七文字3つの旧字体)
創業以来、伝統の技術をいかしながら
決して人と同じものはつくらず、オリジナリティのある
きものをつくることをモットーに、ものづくりを
続けている。
1980年頃から、より複雑で高度な複合加工の
きもの創作に力を注ぎ、工房内での手業の
一貫作業システムを構築。
特に「桶染め」などの絞りや染めに関わる
選び抜かれた職人達を中心に育成し、
産業通算大臣賞を初めとする多数の受賞歴がある。
大喜百花、慶琳寛、創柳庵、本桶辻ヶ花などの
ブランド、櫛引織や志ぼり刺繍飛香(ひぎょう)
などの特許技術がある。
【 十日町友禅について 】
新潟県十日町地方で制作されている友禅染。
京友禅や加賀友禅等の他産地に比べると比較的に
若い友禅で、現代的な発想で柔軟に制作されている。
織物工業協同組合の青年部を中心に、商品開発に
積極的に取り組み、昭和30年代に京都から
友禅染の技術を導入。
昭和40年代に十日町友禅として確立した。
京友禅は分業制を取るが、十日町友禅は一貫生産で
制作される。
秀美、吉澤織物(吉澤の友禅)、島善、
滝泰などの染元が有名。
[着物]
絹100%
長さ約12.3m 内巾37cm(裄70cm前後まで)
※素材の性質上、フシによる凹凸組織の変化、色の濃淡などございます。
風合いであって難ではございませんので、その点ご了承くださいませ。
[帯]
絹100%
長さ約12.3m 内巾37cm(裄70cm前後まで)
※素材の性質上、フシによる凹凸組織の変化、色の濃淡などございます。
風合いであって難ではございませんので、その点ご了承くださいませ。
◆最適な着用時期 6月の単衣の時期、7月、8月の盛夏の時期
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン 芸術鑑賞、観劇、ご友人との気軽なお食事 など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
地入れ3,300円+衿裏2,200円+海外手縫い仕立て28,600円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+17,600円(税込)
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