商品番号:1547682
(税込)
【 仕入れ担当 渡辺より 】
古典の雰囲気を感じさせながらどこかモダン…
西陣一流ブランド「織悦」の血縁に当たる織り屋
【 岩井織物 】さんより、貴重な名古屋帯をご紹介させていただきます!
ご存知、「織悦」。そしてその創業者である高尾菊次郎氏。
図案家の手を借りない高尾菊次郎氏は、確かな審美眼を養うため、
正倉院に収まるシルクロードの美を初めとして、名物裂や琳派、
中近東やヨーロッパ、インカなどの古代裂と幅広く自の中に吸収し、
画家や陶芸家との交流を通じて、美に対するセンスを磨いた、
現代の西陣織の第一人者であられます。
そしてその血脈を受けて、新たに帯屋さんを立ち上げられたのが、
【 岩井織物 】さんです。
「織悦」と同様に、着物の美しさを引き出すだけでなく、
しなやかで軽い織味は、締めていることを忘れさせてくれるほど。
実際に締める方のことを考えて創作された、
まさに、和を知り尽くした作品ばかりを生み出しておられます。
大胆な意匠に計算され尽くした配色センス。
決して華美に走ることなく、古典に忠実に…
それでいて確かに感じるこの新鮮な面持ちは、
他にはない独特の存在感を放ちます。
いついつまでも飽きのこない一本は、
お持ち頂ければ永く重宝していただけることでしょう。
滅多とご紹介の機会はございませんので
お目に留まりましたら是非ともお見逃しなく!
【 お色柄 】
マットな風合いで、シックなムードを醸し出す墨色の帯地。
緻密な打ち込みにて織り上げられたその地は、
先述しました通り本当にしなやかで、
肌にそっと寄り添うような優しさが感じられます。
そのこだわりの地に、抹茶緑、海老茶、藤鼠と彩りを変える
流線模様。
背景に重厚にきらめく一丁箔で名物裂「花鶏頭」の意匠を
全通にわたり織り出しました。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金属糸風繊維のぞく) 長さ3.6m(お仕立て上がり時)
西陣織工業組合証紙No.1799 岩井織物謹製
◆最適な着用時期 10月~翌5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご年齢問いません
◆着用シーン お茶席、ホテル・レストランでのお食事、お出かけなど
◆あわせる着物 付下げ、色無地、小紋、御召など
★名古屋仕立て(税込9,350円※綿芯「松」代含む)
胴に巻く部分から手先までを半分に折って縫製された仕立て方です。
お着付けの際に半分に折る必要がないので、楽に着付けることが出来ます。
★開き仕立て(税込12,650円※綿芯「松」代含む)
半分に折らずに帯地と帯芯をかがって仕立てます。
胴回りをご自身の好きな巾で結ぶことができます。
★松葉仕立て(税込12,650円※綿芯「松」代含む)
手先の部分だけを半分に折って縫製された仕立て方です。
胴回りは折らずに仕立ててあるのでご自身の好きな巾に調節することができ、
かつ手先は半分に折っているので楽に着付けをすることが出来ます。
※開き仕立てと松葉仕立ては縫製の関係上帯芯が見える状態です。
着用時には見えませんので問題はございませんが、気になる方は+1,650円で裏地を付けることもできます。
ご希望の方は、「モス裏地付き」のお仕立てをお申し込み下さい。
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