商品番号:1547066
(税込)
【 仕入れ担当 田渕より 】
抑えた彩りが現代に溶け込む…
従来の花織の持つ素朴さや穏やかさとはまた違う魅力。
職人さんの高齢化や後継者不足により希少になってゆく伝統織物。
それでも産地では…少数ながらも、新しい織り手、染め人さんへと代替わりし、
新しい感性によるものづくりがされております。
植物染料と化学染料を併用して、
一本一本に心を込めて織り上げられる首里織・手花(てぃーばな)の帯。
織手さんが本当に美しいと思うその心のままに…
どうぞお手元でご堪能下さいませ。
【 お色柄 】
さらりとしなやかな織り上がり。
凛とした黒色の帯地には格子を込めた間道が織りなされ、
ふっくらとした手花を施しました。
すっきりとシンプル、さりげなくも美しいひと品に仕上がりました。
手にしていただければ、その素晴らしさをひと目でおわかりいただけましょう。
織り手の技と、独特の尊さ、気高さ、美しさ。
お手元でじっくりとご覧いただきたく思います。
さらりとハイセンスに、伝統の花織を…
心より、おすすめいたします。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 首里織について 】
経済大臣指定伝統的工芸品指定(1983年4月27日指定)
「首里の織物」として沖縄県の重要無形文化財にも
指定を受けている。
※1998年に重要無形文化財に指定されたが、
2022年3月に保持者・宮平初子の死去により
指定が解除、2023年に改めて再指定された
琉球王国の城下町として栄えた首里の地で
織り継がれてきた絣織物と紋織物の総称。
分業せずに全工程を手作業で一貫して生産する
少量多品種の形態を取っている。
首里花織(ハナウイ)・道屯(ロートン)織、
花倉織、ムルドゥッチリ、手縞(てじま)、
煮綛(ニーガシ)芭蕉、花織手巾(ティサジ)
がある。
特に花倉織と道屯織は、首里王府の城下町として
栄えた首里のみで織られる王族や貴族専用の織物で、
花倉織は先染め紋織物、黄地、水地、紺地などの
無地や濃淡の配色が主流。
道屯織は琉球王朝時代には男性衣として用いられたが、
現在では着尺帯や小物類に使用されている。
絹100%
長さ約3.7m
お太鼓柄
※裏地付き開き仕立て
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン お出かけ、芸術鑑賞、お食事、行楽など
◆あわせる着物 色無地、小紋、織の着物
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。
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