商品番号:1545562
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【 仕入れ担当 渡辺より 】
人間国宝【 故:北村武資 】氏による、
重要無形文化財技術【 経錦 】の技法を用いて
織り上げられた特選袋帯のご紹介です!
「錦の御旗」を現在も所蔵されている、
京都の仁和寺に因んだ本品。
桐箱も付いて状態も良い一品です。
残念ながら2022年3月31日に逝去されたため
これより先新たな作品の創作はございません。
現存するお品もどんどん流通量が減りますので、
お目に留まりましたら是非ともお見逃しなく!
【 お色柄 】
落ち着いた木枯茶色を基調とした帯地。
金糸がほのかに織り交られており煌めく表情です。
お柄には薄香色の中に朱色のお色使いで
創作性あふれる菱の意匠を織り上げております。
シンプルながら奥行き深く、
表情豊かな気品と趣を素敵な着姿に演出します。
本当に上品な風格。
最小限のお色使いながらも悠久普遍の美の表情を演出し…
また合わせるお着物の魅力を最大限にひきだしてくれるひと品でございます。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 北村武資(重要無形文化財保持者)について 】
【 生年・認定年 】
1935年(昭和10年)8月18日生。
1995年(平成7年)重要無形文化財保持者「羅」保持者に認定
2000年(平成12年)重要無形文化財保持者「経錦」保持者に認定
2022年(令和4年)3月31日没 享年86歳
早くに父を亡くし、15歳から西陣の機屋に働きに出て、
そこで基本となる技術を習得、1959年には
初代・龍村平蔵の織の世界を継承する
龍村美術織物に入社。
1960年に京都市北区紫野に小さな機場を借りて
独立後は『織とはなにか』を研究、高度な製織技術を
精力的に探求し、裂の復元や再現、織の技術の発展に
尽力している。
【 略歴 】
1951年 京都西陣で織物業に従事
1962年 法衣金襴制作技術者として独立
1965年 第12回日本伝統工芸展入選
1968年 第15回日本伝統工芸展 NHK会長賞受賞・日本工芸会正会員
1971年 京都国立近代美術館「染織の新世代展」
1983年 「亀甲花葉文経錦」文化庁買上
1987年 「忍冬花文羅」京都府立総合資料館買上
1990年 京都府指定無形文化財保持者「羅」「経錦」認定
MOA美術館岡田茂吉賞工芸部門大賞受賞・日本工芸会理事
1994年 第41回日本伝統工芸展 日本工芸会保持者賞受賞
1995年 重要無形文化財保持者「羅」認定
日本伝統工芸展等の鑑・審査員を歴任[2]
1996年 紫綬褒章受章
2000年 重要無形文化財保持者「経錦」認定
2005年 旭日中綬章受章
2022年 3月31日没 享年86歳
絹100%・金属糸風繊維除く 長さ約4.55m(長尺)
柄付け:六通柄
耳の縫製:かがり縫い
※関西仕立て
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン パーティー、ご挨拶、ご入卒・七五三のお付き添いなど
◆あわせる着物 訪問着、付下げ、色無地、江戸小紋など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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