商品番号:1544799
(税込)
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【 仕入れ担当 渡辺より 】
今はなき、人間国宝【 故:北村武資 】氏による
煌彩錦袋帯のご紹介です!
今回はあまり見かけないシックな濃地の作品に出合いました!
深い地色に金銀の箔糸が見事に映え、
この上ない高級感に満ちた帯姿となっております。
一般的に流通の多い帯とは、一線を画す風格は
やはり一目で分かってしまうものです。
現存するお品もどんどん流通量が減っており、
本品のような良色柄の作品は
探して見つかるようなお品ではございませんので、
お目に留まりましたら是非ともお見逃しなく!
【 お色柄 】
しなやかでコシのある、こっくりと深い留紺色の地に細い菱目を織りだし
精細な箔糸使いで、まるで蝶が羽を広げるようなフォルムで
金銀使いで松葉の意匠を織り出しました
本当に上品な風格。
最小限のお色使いながらも悠久普遍の美の表情を演出し…
また合わせるお着物の魅力を最大限にひきだしてくれるひと品でございます。
機能美、意匠美、組織美。
卓抜した技から成るその三重奏はまさに、
伝統美を追求し続けてきた人間国宝にしか奏でられない、贅沢なハーモニー。
シンプルながらどこまでも美しく、
穢れない和の美しさを素敵な着姿に演出してくれます。
【 商品の状態 】
着用済のお品として仕入れてまいりましたので
着用シワやたたみジワがございますが、着用時に
気になるような汚れなどはございません。
お手元で現品をご確認の上、存分にご活用くださいませ。
■■プレス加工サービス■■
こちらの帯はお届け前にプレス加工を施し、出来る限り良い状態でお届け致します!
※お届けに1週間程度お時間を頂戴いたします。
【 北村武資(重要無形文化財保持者)について 】
【 生年・認定年 】
1935年(昭和10年)8月18日生。
1995年(平成7年)重要無形文化財保持者「羅」保持者に認定
2000年(平成12年)重要無形文化財保持者「経錦」保持者に認定
2022年(令和4年)3月31日没 享年86歳
早くに父を亡くし、15歳から西陣の機屋に働きに出て、
そこで基本となる技術を習得、1959年には
初代・龍村平蔵の織の世界を継承する
龍村美術織物に入社。
1960年に京都市北区紫野に小さな機場を借りて
独立後は『織とはなにか』を研究、高度な製織技術を
精力的に探求し、裂の復元や再現、織の技術の発展に
尽力している。
【 略歴 】
1951年 京都西陣で織物業に従事
1962年 法衣金襴制作技術者として独立
1965年 第12回日本伝統工芸展入選
1968年 第15回日本伝統工芸展 NHK会長賞受賞・日本工芸会正会員
1971年 京都国立近代美術館「染織の新世代展」
1983年 「亀甲花葉文経錦」文化庁買上
1987年 「忍冬花文羅」京都府立総合資料館買上
1990年 京都府指定無形文化財保持者「羅」「経錦」認定
MOA美術館岡田茂吉賞工芸部門大賞受賞・日本工芸会理事
1994年 第41回日本伝統工芸展 日本工芸会保持者賞受賞
1995年 重要無形文化財保持者「羅」認定
日本伝統工芸展等の鑑・審査員を歴任[2]
1996年 紫綬褒章受章
2000年 重要無形文化財保持者「経錦」認定
2005年 旭日中綬章受章
2022年 3月31日没 享年86歳
絹100%・金属糸風繊維除く
長さ約4.42m(お仕立て上がり)
柄付け:六通柄
耳の縫製:かがり縫い
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式・披露宴、パーティー、お付き添い、お茶席 など
◆あわせる着物 色留袖、訪問着、付下げ、色無地 など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。
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