商品番号:1545178
(税込)
【 仕入れ担当 渡辺より 】
慶事の装いには最上級の和姿を…
デザインセンスと伝統的な技術による、
この上ない調和を生み出す。
一流の作品のみを組み合わせた
着物+帯+帯揚げ+帯締めによる
大変贅沢な4点セットのご紹介です!
華美になることなく、
唯一無二の洗練された高級感あふれる和姿を演出します。
セットならではの価格でご紹介しますので
お目に留まりましたら是非ともお見逃しなく!
【 お着物のお色柄 】
しっとりと上質な絹地。
地色は薄鴇浅葱色を基調に紅藤色の暈し染を施して。
お柄には金銀彩にて菊菱の意匠を
上品な小付けで表現いたしました。
【 帯のお色柄 】
繊細かつ密に綾なされた菱目の地紋が浮き沈みする
光沢をややおさえた銀地をベースに、お柄には金銀糸と
オフホワイト、薄桜色の配色で鉄線の花のような
割り付け紋が一面に織りだされております。
【 商品の状態 】
お着物帯ともに中古品として仕入れてまいりました。
お着物は表地に難はございませんが、
画像の通り八掛の箔が変色しております。
(矢印の幅は1cmです)
帯は着用シワやたたみジワがございますが、着用時に
気になるような汚れなどはございません。
※帯はお届け前にプレス加工をサービスいたします。
【 北村武資(重要無形文化財保持者)について 】
【 生年・認定年 】
1935年(昭和10年)8月18日生。
1995年(平成7年)重要無形文化財保持者「羅」保持者に認定
2000年(平成12年)重要無形文化財保持者「経錦」保持者に認定
2022年(令和4年)3月31日没 享年86歳
早くに父を亡くし、15歳から西陣の機屋に働きに出て、
そこで基本となる技術を習得、1959年には
初代・龍村平蔵の織の世界を継承する
龍村美術織物に入社。
1960年に京都市北区紫野に小さな機場を借りて
独立後は『織とはなにか』を研究、高度な製織技術を
精力的に探求し、裂の復元や再現、織の技術の発展に
尽力している。
【 京都富小路きねやについて 】
昭和20年(1945年)創業
和装小物全般を扱う小間物店
前身は京都岡崎で刺繍工房を営んでおり、
終戦を機に河原町で「趣味の和装小物店きねや」
を開業。
令和元年(2019年)10月に河原町から現在の
富小路六角に移転した。
染め、織り、組紐の技術と和の伝統を
生かしながら帯締め、帯揚げ、袋物等の
製造を行い、現代に 合う和装小物を提案している。
【 紐の渡敬について 】
1925年(大正14年)創業
京都中京区にある帯締・組紐の創作元
「三ツ杵」ブランドが有名
きものや帯を引き立てながらも一本の
紐の存在感が際立ち、着る人見る人が
和むような彩・配色で独自のものづくりを続けている。
特に色彩は流行に敏感だと言われる口紅の色などの
市場トレンドや顧客ニーズを取り入れ、「錆赤」や
「金茶」という一目で渡敬の商品だと分かる
独自のカラージャンルを確立。
創業以来染め続けてきた組紐の一部や
裂地など数百種類を保存しているため
数十年後でも同じ色のものを再現する事が
可能である。
【 福田喜重(重要無形文化財保持者)について 】
【 生年・認定年 】
1932年(昭和7年) 9月26日生
1997年(平成9年) 重要無形文化財「刺繡」の保持者に認定
2022年(令和4年)12月16日没 享年90歳
京都市生まれ。
日本の刺繡家、重要無形文化財保持者。
刺繡では唯一人の人間国宝である。
生地の選定から、染色、摺箔、刺繍を総合的に
発展させ地染と箔のあしらいに刺繍本来の重厚な
雰囲気を現代的に表現して、独自の境地を切り開いた。
京都市立第一工業学校(現・京都市立京都工学院高等学校)
卒業後、父である刺繡家福田喜三郎に1948年から師事。
父からの厳しい指導によって本格的伝統技法を習得。
1956年に父から刺繡業福田商店の経営を引き継ぎ
1970年に福田工芸染繡研究所に社名変更。
1976年に日本工芸会日本伝統工芸展に初入選以降
受賞を重ねる。
1991年に株式会社福田喜を設立して代表取締役を務める。
1997年「刺繍」の分野で初めて人間国宝に認定され、
作家活動とともに後継者育成に尽力している。
作品は和服が主で、刺繍技法としては、撚糸、
無撚糸とも、生地に溶け込み一体となるように
仕上げ、熟練の要る菅繍ほか、摺箔と刺繍を併用する
繍箔に高い技量を持ち、刺繍のみで文様を表現する
素繍(すぬい)の作品を中心に制作。
文様では日本意匠の特質を生かし、割付による
構成や空、雲、水、花などの自然の風物を流動的
に表現する事を得意とする。空間をいかした文様構成や
抑えた色調の中に微妙なグラデーションを施す
明度尊重の配色が特色。
【 経歴 】
1932年 京都市に生まれる
父喜三郎に刺繍を学ぶ
1976年 第23回日本伝統工芸展に「千翔」初入選
1977年 近畿支部第6回日本工芸会展に入選
第14回伝統工芸日本染織展に入選
1978年 第15回伝統工芸日本染織展「慶び」東京都教育委員会賞
第25回日本伝統工芸展「雪月花」日本工芸会奨励賞
1980年 第27回日本伝統工芸展「生々去来」日本工芸会奨励賞
文化庁収蔵
東京銀座資生堂ギャラリーで個展
京都朝日画廊で個展
1981年 東京日本橋高島屋で個展
1992年 京都府指定無形文化財保持者
1993年 福島県立美術館「現代の染織ー素材と技の美」
第40回日本伝統工芸展「平安」文化庁収蔵
1997年 重要無形文化財保持者に認定
紫綬褒章受賞
2022年 12月16日没 享年90歳
【 受賞歴 】
1978年 第15回日本伝統工芸染織展優秀賞
1978年 第25回日本伝統工芸展日本工芸会奨励賞
1980年 第27回日本伝統工芸展日本工芸会奨励賞
1992年 京都府指定無形文化財「刺繡」保持者
1997年 重要無形文化財「刺繡」保持者
1999年 紫綬褒章
2004年 旭日中綬章
2007年 京都市文化功労者
2010年 京都府文化賞功労賞
【着物】
表裏:絹100% 縫製:手縫い
身丈(背より) | 165cm (適応身長170cm~160cm) (4尺3寸6分) |
---|---|
裄丈 | 70cm(1尺8寸5分) |
袖巾 | 35.5cm(0尺9寸4分) |
袖丈 | 50.5cm(1尺3寸3分) |
前巾 | 25cm(6寸6分) |
後巾 | 30cm(7寸9分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 現状が最大寸法です。
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
【帯】
絹100%・金属糸風繊維除く
長さ約4.39m(お仕立て上がり)
柄付け:六通柄
耳の縫製:かがり縫い
【帯揚げ】
絹100%
長さ/約170cm 巾/約30cm
※1点ずつ手作業で染色しておりますため色合いが
多少異なる場合がございます。製品特性としてご理解くださいませ。
日本製
【帯締め】
素材絹100%
長さ/約165cm(房部分含む) 幅/約1.4cm
扇面房
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式、式典、初釜、パーティー、ご挨拶、お付き添いなど
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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