商品番号:1544904
(税込)
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【 仕入れ担当 渡辺より 】
『てしごと』の極み、人間国宝【 故:小宮康孝 】氏の
型によって創作された、特選江戸小紋のご紹介です!
なんと今回は夏の作品に出会うことができました!
弊社でのご紹介も極々僅かのみ…
小宮康孝氏のお品は日本橋三越本店・高島屋日本橋店さんなど、
決まったルートでだけ販売されており、
そもそもの生産数も限られておりますので
今後その希少価値はますます高まることでしょう。
もちろんのこと現品限り、
探して見つかるようなお品ではございません!
次回のご紹介もお約束できませんので、
出会いの一枚を、どうかお見逃しなくお願いいたします!
【 お色柄 】
しなやかな手触りの涼やかな絽目の絹地を水浅葱色に染め上げ、
鮫青海を背景にホウセンカのような花葉模様を一面に浮かべました。
洗練された迫力を感じさせる仕上がりでございます。
さすがは人間国宝の技のキレ!
このお柄であればフォーマルのお席からカジュアルなお席まで
お召し頂く機会は大変多く、
合わせる帯で、どのような場所にでもお召いただけますので、
出番の多いお着物に必ずやなるかと存じ上げます。
後世に伝えたい思い、後世に残したいその業。
お手元でご愛用頂ける一品となりましたら幸いです。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りました。
洗いに出されたと思われる仕付け糸がついております。
またパッと見て分かる程度ではございませんが、
左袖が薄っすらとヤケております。
お手元で現品をご確認のうえお値打ちにお求めくださいませ。
【 小宮康孝(重要無形文化財保持者)について 】
【 生年・認定年・享年 】
1925年 11月12日生
1978年 重要無形文化財「江戸小紋」の保持者に認定
2017年 10月24日没、91歳
人間国宝であった父、小宮康助について修業、
古型紙の収集研究によって、伝統的な小紋型の
復元につとめ、江戸時代から伝わる技術を研究、
継承し手仕事の染として現代まで伝わる基礎を
築いた。
1978年には父・康助についで重要無形文化財「江戸小紋」
技術保持者(人間国宝)に認定され、1985年には第1回
東京都文化賞、1988年には紫綬褒章を受賞。
手がけた小紋柄は100種類以上にものぼり、「花鳥風月」
「大根」「傘」「亀」「小桜」「煙草入れ」など
多種多様な柄がある。
【 経歴 】
1925年 東京市浅草区象潟町に、父康助の次男として生まれる
1938年 葛飾区立尋常小学校卒業、父康助のもとで修業を始める
1942年 関東工科の電機科(定時制)に通う
1945年 戦災で住居板場を失う
1947年 板場を再建する
1950年 今まで使ってきた合成染料を見直し質の良い染料に切り替える
1960年 第7回伝統工芸展 江戸小紋「蔦」初入選
1963年 日本工芸会正会員となる
1967年 和紙の研究開始
1977年 日本橋三越にて「小紋百柄展」開催
1978年 重要無形文化財江戸小紋技術保持者に認定
1988年 東京都近代美術館工芸館「ゆかたよみがえる展」 開催
1997年 第4回かいつしかゆかりの美術家展
「江戸小紋小宮康助・康孝・康正三代展」開催
1998年 勲四等旭日小綬章受章
2001年 東京都名誉都民となる
2011年 葛飾区天文の博物館にて「小宮家のわざと人」 展開
表裏:絹100% (お誂え・お仕立ては手縫いです)
※居敷当てなし(背伏せ付き)
※襟ホックなし(引き紐付き)
身丈(背より) | 159cm (適応身長164cm~154cm) (4尺2寸0分) |
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裄丈 | 62.5cm(1尺6寸5分) |
袖巾 | 32.2cm(0尺8寸5分) |
袖丈 | 49.2cm(1尺3寸0分) |
前巾 | 22.8cm(6寸0分) |
後巾 | 28cm(7寸4分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈64.4cm(1尺7寸0分) 袖巾33.3cm(8寸8分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 6月下旬~9月上旬の盛夏
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン お茶会、音楽鑑賞、観劇、お出掛けなど
◆あわせる帯 夏の袋帯、九寸名古屋帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※お仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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