商品番号:1508944
(税込)
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【 仕入れ担当 阪本より 】
金彩工芸の第一人者、伝統工芸士【 和田光正 】氏による
味わい深い金彩友禅の特選訪問着のご紹介です。
おだやかな地色に、金銀の箔を用いた金彩友禅による
古典柄が印象的なお品で、ご結婚式・式典へのご参列、
パーティーや観劇などのお席におすすめでございます。
【 お色柄 】
霞地紋が織りだされた、おだやかな光沢を浮かべる
紋意匠地を梅鼠の濃淡で暈し染めあげ、光正氏らしい、金、
銀彩をメインにした金彩友禅で、花をあしらった束ね熨斗が
バランス良く配されております。
【 商品の状態 】
着用済のお品として仕入れてまいりましたが、
僅かに着用ジワ、たたみジワがある程度で、すぐにお使いいただける状態でございます。
お手元で現品をご確認の上、存分にご活用くださいませ。
【 和田光正について 】
伝統工芸士
現代の名工
金彩工芸の第一人者
光映工芸株式会社、光映金彩友禅研究所創業者
中学卒業後、叔母に連れられて訪れた
友禅の彩色仕上げの工房に弟子入り。
入門した当時、金彩加工が誰にでも出来る
簡単な仕事と見なされ、染色工程全般の中で、
従の立場に置かれている事に憤りをおぼえ
一念発起。
摺箔、押箔、振落とし金砂子などの技法が
確立した桃山時代から江戸時代初期に制作された
小袖や能装束など、金彩 技法を駆使して
創作された過去の名品のような晴らしい作品を
凌駕した着物を現代でも生み出したいと研究を開始。
22歳で独立して工房を持ち、金彩技術の
改良に取り組んだ。
染色試験場や大学の研究室の指導を得て、
ドライクリーニングにも耐え、後染め、
色抜きしても金彩が剥がれない糊の開発に成功。
修業当時十色程しかなかった金彩箔を一色一色
地道に増やして150色にものぼる新しい箔を開発した。
この独自の糊と金銀箔粉を用い、金彩のみで
制作された作品を「金彩友禅」と命名。
現在は金彩友禅の技法を用いた着物や帯、ドレスは勿論、
タペストリー、屏風などのインテリア、バッグなどの
和洋小物、アクセサリーと幅広いアイテムに、伝統の
技術を元に一層の創意工夫を加え、金彩友禅でないと
出来ないのもづくりに挑戦し続けている。
【 金彩友禅について 】
桃山時代から江戸初期に確立された技法。
桃山、江戸時代初期の摺箔、中国からの
印金技術などから発展をみた。
金銀など数種類の箔・粉・泥を用い、京友禅染や
京刺繍の下地でありながら、彩り・輝きを
上品かつ高級品に制作する技法。
表裏:絹100% 縫製:手縫い
※ガード加工済のタグが縫い付けられております。
身丈(背より) | 163.5cm (適応身長168.5cm~158.5cm) (4尺3寸2分) |
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裄丈 | 68cm(1尺8寸0分) |
袖巾 | 35cm(0尺9寸2分) |
袖丈 | 53cm(1尺4寸0分) |
前巾 | 24.5cm(6寸5分) |
後巾 | 29cm(7寸7分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈69.5cm (1尺 8寸 3分) 袖巾35cm (9寸 2分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。
※寸法を最大寸まで変更する場合胴裏の交換が必要となる場合がございます。
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン パーティー、芸術鑑賞、観劇 など
◆あわせる帯 単衣向きの袋帯、綴れの名古屋帯 など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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