商品番号:1544743
(税込)
【 仕入れ担当 中村より 】
今回ご紹介のお品は
京都室町に250年間続く、誉田屋源兵衛より、
老舗機屋の優れた技と、
金唐革の富貴な美の面持ちを融合して完成させた、織物の芸術品です。
シンプルな意匠ながらこの力のある表情。
なんとも言えません。
御仕立て上がりならではのお値段でご紹介させていただきます。
どうぞお見逃しなくお願い致します。
【 お色柄 】
金唐革―
良質の牛革に金、銀、胴、鉄からなる合金箔を貼り、
その上から金型を使ってプレスした後、特製の塗料で文様にそって彩色したものでございます。
そんな金唐革の風合いをご堪能いただける一品。
くすんだような風合いが味わい深く、ふっくらとした立体感とアンティークな雰囲気が特徴的です。
見た目の重厚感とは裏腹に
フワリとしなやかな風合いの帯地。
シックな黒色を基調として、
細やかに金唐革の箔糸を織り込み、
輝きに変化を加えた奥深い面持ち…
お柄には唐草文様を織りなしました。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 誉田屋源兵衛について 】
1738年(元文年間)創業
京都室町の帯の製造販売の老舗。
現在は十代目である山口源兵衛が、代々受け継がれてきた
技術とともに革新の精神を持って意匠、配色、素材、
一切の妥協を許さず、洗練された帯を作り続けている。
【 沿革 】
1738年 初代矢代庄五郎により、南矢代誉田屋創業、
西陣大火災後の復興に尽力。
1868年 6代目矢代庄五郎より、京都松尾出身の
山口源兵衛が7代目を継承。初代誉田屋源兵衛を名乗る。
西陣帯地大元卸商として「横綱」の称号を得る。
1917年 7代目誉田屋源兵衛没、8代目誉田屋源兵衛襲名、継承。
1933年 8代目誉田屋源兵衛没。9代目誉田屋源兵衛襲名、継承。
1981年 9代目誉田屋源兵衛没、現10代目誉田屋源兵衛襲名、継承。
後、帯作りに専念。
1985年 全国の原始布を素材として個展を開催。
以後、インド、東南アジアの野蚕糸を帯に用いる。
1994年 京都六条の江戸末期の町屋にて創業260周年展。
1999年 「京都誉田屋源兵衛帯ときもの展」開催。
2000年 「誉田屋源兵衛 織りの帯展」開催。
2002年 小石丸企画に対して日経MJ賞受賞。
日本の原種の繭である小石丸の復活と継続、
日本の染色技術の活性化に努める。
2003年 日本文化デザイン大賞受賞。
絹100%・金属糸風繊維除く
長さ4.4m
柄付け: 六通柄
耳の縫製:かがり縫い
※パールトーン加工済み
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン パーティー、芸術鑑賞、観劇 など
◆あわせる着物 訪問着、付下、紋付き色無地、江戸小紋 など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。
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