商品番号:1544279
(税込)
【 仕入れ担当 中村より 】
さらりと涼やか。
スッと風を受け流すその表情。
まさに夏の羽衣ともでもいうべき軽やかな織り上がりです。
お着物の丈はたっぷりとございますが、本品はスリーシーズンのコートのほうが素材的にオススメです。
きっとお気に入りの一枚になることでしょう。
いまでは本当に希少な駒紗着尺のご紹介でございます。
なんと今回、有松鳴海絞りで染め上げたひと品をご紹介いたします。
一反一反絞り職人の手で作られた本品。
有松鳴海絞りの始まりから考えると約400年、
受け継がれてきた技がここにはございます。
まだお品のあるうちに…
上記の点を踏まえるとお値打ちに感じていただけるお値段で
ご紹介させていただきますのでどうぞお見逃しなくお願い致します。
【 色柄 】
しなやかな清雅な白色の駒紗地に
青色の雪花絞りによる意匠が染め上げられました。
奥行きのある表情。
透け感のあるその仕上がりが包み込むお着物や帯のテイストを損なわずにトータルコーディネートをお楽しみいただけます。
【 五泉の駒紗について 】
本場五泉の駒紗の白生地に友禅を施した夏のお着物。
五泉の白生地は、越後(新潟県)の五泉市で産出される織物ですが、
五泉の織物の歴史は古くは五泉平(袴地)から始まり、
年間の平均湿度75%という絹織物にとって好条件に恵まれ、
現在は平絽・駒絽などの夏物白生地の品質が良く定評があります。
【 有松鳴海絞りについて 】
有松絞りの由来は、慶長15年(西暦1610年)、名古屋城築城の際に
手伝いに出た竹田庄九郎が、豊後(現大分県)の高田から来た
侍の着物に興味を持ったことから始まります。
その着物は、模様がぼかしたように周囲ににじみ出ており、
どことなく趣きがありました。庄九郎は絞り方を尋ねて研究に取り組み、
有松絞りを開いたと言われています。
東海道を行き来する旅人に好評を得ると同時に、本家高田の藩医・三浦玄忠の妻に
技術指導を受けるなど技術面でも発達を続けました。後に、尾張藩を代表する
産業として保護されて、東海道一の名産品として繁栄を続けました。
有松鳴海地方の絞り染めは
圧倒的な種類を誇り、その数は100種類にも及びます。
【 雪花絞りについて 】
雪花絞りは板締め絞りの代表的な模様。
折り畳み方、染める辺の場所、染めのさじ加減によって、
雪の結晶と同じようにひとつとして同じ模様は出ないのです。
繊細な手作業による芸術的な一品でございます。
絹100%
長さ約12.9m 内巾約39cm(最大裄丈約74cm)
白生地には、新潟県五泉ブランドの駒紗地を使用しております。
◆最適な着用時期 コートとして真冬以外
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 趣味のお集まり、お茶席、お稽古、芸術鑑賞、観劇、おでかけ、お食事など
お仕立て料金はこちら(全て税込)
[ 羽織 ] 50,050円
(内訳:湯のし1,650円+羽裏11,000円~+海外手縫い仕立て37,400円)
※国内手縫い仕立て+9,900円
[ 道中着 ] 56,650円
(内訳:湯のし1,650円+肩裏11,000円~+海外手縫い仕立て35,200円+飾り紐8,800円※共布)
※国内手縫い仕立て+14,300円
[ 道行衿コート ] 44,550円
(内訳:湯のし1,650円+肩裏11,000円~+海外手縫い仕立て31,900円)
※国内手縫い仕立て+13,200円
[ きもの衿コート ] 59,950円
(内訳:湯のし1,650円+肩裏11,000円~+海外手縫い仕立て47,300円)
※国内手縫い仕立て+13,200円
[ 千代田衿・へちま衿コート ] 73,150円
(内訳:湯のし1,650円+肩裏11,000円~+国内手縫い仕立て60,500円)
※国内縫製のみとなります
※生地の素材によってはお仕立てが出来ない衿型がございます。
詳細は商品番号をご指定の上、お問い合わせくださいませ。
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