商品番号:1543837
(税込)
【 仕入れ担当 竹中より 】
洒落の名門、しょうざんより、
人気の高い銘品、絹漉貴(きぬすき)の
特選袋帯をご紹介致します。
独特の洗練されたセンスが時代に合った
大人の感性を漂わして…
お目に留まりましたら
お値打ちにお求めくださいませ!
【 商品の状態 】
着用済のお品として仕入れてまいりましたが、
僅かに着用跡、たたみジワがある程度で、
すぐにお使いいただける状態でございます。
また、画像の様に無地場に箔による
変色のようなものがございますが
ご着用の際には隠れる部分です。
お手元で現品をご確認の上、存分にご活用くださいませ。
【 お色柄 】
さらりとした手触りに、
しなやかかつほどよいハリを感じさせる紬地。
お色は落ち着いた淡い白茶色をベースに、
織り込まれた金の箔糸が幻想的に彩りを変化させ
神秘的な艶めきを帯地の奥底から放っております。
その地に表された霞模様。
その上にヴェールのようにたゆたう、
絹漉貴の波模様に花更紗段文が優しく織り重ねられ、
奥ゆかしくも卓越された品格を醸し出す逸品に仕上がっております。
独特の雰囲気を感じさせる帯地に、統一された色彩の趣、
さりげなく、さらりと織り出された意匠が、個性を感じさせながら
すっきりとした和姿を演出してくれる事かと存じ上げます。
【 しょうざんについて 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.2401
京都の着物メーカー。(漢字表記は松山)
西陣の糸屋の三男に生まれの戦後の立志伝中の人物で、
しょうざんのウール着物を大ヒットさせた松山政雄が
創業者。
戦後いち早くシルクウール着物やウールお召を開発。
1970年代以降は後のしょうざんの看板商品となる
「しょうざん生紬」を開発。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金属系繊維除く)
長さ約4.4m
耳の縫製:袋縫い
お太鼓柄
※素材の性質上、フシによる凹凸、組織の変化、色の濃淡がございます。
風合いであって難ではございませんのでその点ご了承くださいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン カジュアルパーティ、音楽鑑賞、芸術鑑賞、お食事会、趣味のお集まりなど
◆あわせる着物 洒落訪問着、付下げ、色無地、小紋、御召など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
この商品を見た人はこんな商品も見ています