商品番号:1543101
(税込)
【 仕入れ担当 渡辺より 】
目を惹きつけて放さない、この存在感…
名門・おび弘による希少な夏九寸帯のご紹介です!
奥が透けて見える軽い帯地の風合いと、
そこへキリッと映える、和のモチーフを活かした
デザインが魅力的な一条。
問屋界隈でもなかなかお見かけできない出会いのお品でございます!
艷やかな箔糸を込めた夏の名古屋帯ですので、
付下げや小紋、色無地に合わせて
少し改まったお席から行楽などのカジュアルシーンまで
お好みに合わせて存分にお締め頂けます。
一流織屋の素晴らしい感性をお手元にてご堪能いただければと思います。
単衣、夏のお着物との素敵な後姿お楽しみくださいませ!
【 お色柄 】
軽くしなやか、程良いハリのある風合い豊かな櫛織地。
薄墨の地にゆらぐような経糸を配し
幽玄な印象をあたえながら、洒落感たっぷりに織り上げました。
お太鼓にはおしゃれないろどりのコントラストで
斜めに連なる桜の花模様をモダンにかつ風合い豊かに織り上げました。
冴え有る彩りのコントラストが奥行きを奏で、
飽きのこない仕上がりになっています。
【 おび弘について 】
その昔、あのダイアナ妃来日の折、
帯を献上されたこともある西陣の名門織屋です。
また、力士の締め込みを手織りする唯一の織元でもあります。
唐織や綴織、本袋帯などを織り上げる手織り機を自社でかかえ、
その伝統技術を後世に受け継ぐべく、
手織り機の修復などにも取り組まれております。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%・金属糸風繊維除く 長さ約3.6m(お仕立て上がり時)
柄付け:お太鼓柄
おすすめの帯芯:夏用綿芯(白/黒)
◆最適な着用時期 6月下旬~9月上旬の盛夏
5月下旬~6月、9月~10月上旬の単衣頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン コンサート・観劇、芸術鑑賞、街着、お食事、お稽古、茶席など
◆あわせる着物 付下げ、色無地、小紋、御召など
★名古屋仕立て(税込11,550円※夏用綿芯代含む)
胴に巻く部分から手先までを半分に折って縫製された仕立て方です。
お着付けの際に半分に折る必要がないので、楽に着付けることが出来ます。
★開き仕立て(税込14,850円※夏用綿芯代含む)
半分に折らずに帯地と帯芯をかがって仕立てます。
胴回りをご自身の好きな巾で結ぶことができます。
★松葉仕立て(税込14,850円※夏用綿芯代含む)
手先の部分だけを半分に折って縫製された仕立て方です。
胴回りは折らずに仕立ててあるのでご自身の好きな巾に調節することができ、
かつ手先は半分に折っているので楽に着付けをすることが出来ます。
※開き仕立てと松葉仕立ては縫製の関係上帯芯が見える状態です。
着用時には見えませんので問題はございませんが、気になる方は+1,650円で裏地を付けることもできます。
ご希望の方は、「モス裏地付き」のお仕立てをお申し込み下さい。
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