商品番号:1542990
(税込)
【 仕入れ担当 田渕より 】
創業は大正12年。
織の里・米沢にて、実に100年に渡って機音を伝える齋映織物。
紅花をはじめ、山形県内で採取した草木染を用いる名機屋です。
今回はふうわり穏やかな洒落味を宿す、全通袋帯のご紹介でございます。
自然が生み出すナチュラルな節糸…
お目にとまりましたら是非ご検討くださいませ。
【 お色柄 】
ざっくり、ほっこりとした風合いで織り出された帯地。
地色は若芽色、柳鼠色の濃淡で段暈しを織りなし、溶け合うように混じりあって。
そっと浮かび上がる節糸が温もりを加えて。
またもう片面は黒色を基調とした格子模様を織りなし、
重宝の両面使いとなります。
自然が生み出す素朴さと、
100年に渡る老舗の織味…
是非ともお手元でその両方をご堪能下さいませ。
【 米沢紬(米沢織)について 】
国内最北の織物産地である山形県の米沢市を
中心とした地域で生産されている紬織物の総称。
通常一産地に一つの布と言われるが、米沢織には
長井紬、置賜紬、紅花紬などの複数の紬織物がある。
1601年(慶長六年)藩主上杉景勝の側近だった
直江兼続が藩の収益拡大を図るため、織物の素材となる
青苧(あおそ)や絹を生む蚕の餌となる桑、染料となる
紅花などの栽培を奨励した事に端を発す。
江戸後期の九代藩主・上杉鷹山が養蚕業を奨励、
本場・京都から織物師を招き研究開発を行った事で
織物産業が飛躍的に発展。
この時期に紅花や藍、紫根などの植物染料で
糸を染めてから織る先染めの技術が確立された。
現在は若い世代の作り手がその技術を引き継ぎ、
約30社あまりのメーカーが切磋琢磨しながら、
それぞれ異なるものづくりに励んでいる。
絹100%
長さ約4.4m(お仕立て上がり時)
おすすめの帯芯:綿芯「松」
耳の縫製:かがり縫い
全通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 観劇、芸術鑑賞、お出かけ、お食事など
◆あわせるお着物 小紋、織の着物
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