商品番号:1541468
(税込)
【 仕入れ担当 中村より 】
西陣織元より一味ちがったお洒落をお楽しみいただける
金唐革と螺鈿箔を使用した工芸袋帯をご紹介いたします。
お値打ちにご紹介させて頂きますのでどうぞお見逃しなくお願い致します。
【 お色柄 】
彫金や七宝細工を思わせる、しっかりと凹凸のある金唐革。
道長取に牡丹唐草の模様が浮かぶ帯地には
雪輪の意匠が施されました。
雪輪部分には金唐革が、その近くには螺鈿箔が織り込まれております。
本当にレアな一品。
訪問着、付下、色無地などのお着物に合わせて。
終生お手元でご愛用いただければと願いつつ、大切にお届けさせていただきます。
【 金唐革 】
金唐革は15世紀後半、フィレンツェにおいてルネサンス初期の画家たちによって考案されたもので、
後フランス、オランダなどに広がり、特にフランスのルイ王朝では、宮廷の壁面などを飾るのに用いられました。
その技法は、良質の革に金、銀、銅、鉄からなる合金箔を貼り、その上から金型を使ってプレスした後、特製の塗料で文様にそって彩色されます。
金唐革はこのように、箔と塗料によって強化されるとともに豪華さが生まれた、
いかにもヨーロッパの貴族趣味を感じさせる比類なき独持の工芸品です。
その工芸技術を袋帯にうつしとったのが本品です。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹70% レーヨン20% ポリエステル10%
長さ約4.4m(お仕立て上がり時)
袋縫い
お太鼓柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン カジュアルパーティー、音楽鑑賞、観劇、お食事会、付き添いなど
◆あわせる着物 訪問着、色無地、小紋など
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