商品番号:1538965
(税込)
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【 仕入れ担当 田渕より 】
年間3万点のリユース品を取り扱う中で、
最も仕入れが困難なひと品…
証紙もきっちり残った完品に、遂に出逢いました。
日本の良き文化を守り受け継ぐ。
西陣で手織にこだわり、手織のよさを伝える為に…
一つ一つ丁寧に。
一つ一つ、熟練の技で。
通な方ならばご存知、藤田織物。
その代表的な織の表情の八寸帯。
弊社でもご紹介は数度ございますが、
こちらのタイプはかの【 千藤 】取り扱い。
手技の光る逸品を…
是非お手元でご堪能いただければと存じます。
【 お色柄 】
手作業で一つ一つ、熟練の職人でなければ
織り上げられない、藤田織物の『立体形状の帯』。
しっかりとした張り、軽やかな地風、ざっくりとした素材感。
地のお色はまろやかな生成色。
お太鼓と腹のお柄には方格設計されたような
凹凸ある糸が織りあしらわれて…
まさに…
自然との調和、自然の恵みをモチーフにお柄を創造したり、
自然の法則による柄の見せ方、光の反射、陰影など、
今までにない描写の方法によって現代感覚、未来志向の織物の
創作に邁進されている藤田織物ならではの仕上がりの一品。
結城や牛首などの織のお着物をはじめ、
更紗柄の小紋、はたまたシンプルな縞や格子のお着物に。
小物合わせも様々にお楽しみいただけることでしょう。
お目にとまりましたら是非。
お手元でご愛用いただけましたら幸いでございます。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 藤田織物について 】
知る人ぞ知る西陣の小機屋であり、確かな技と
細部までこだわりぬいたものづくりをする、
おきもの通の方にファンの多い老舗機屋。
お召になられる方は装う前にはお柄の確認ができますが、
実際お召になられるとお太鼓のお柄を直接見ることはできない。
他の人に見られ、その人の目を楽しませることにより、
装う人を引き立たせる。
それが藤田織物のものづくりの要。
基本となる形状、点・線・面。
その組み合わせによって生まれる陰影あるお柄。
光の当たり方(照射角)による影の長さ、動作による濃淡が
まるで帯自身が意思をもっているかのように、単純なお柄に
様々な表情変化をもたらします。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%
長さ約3.8m
西陣織工業組合証紙No.989 藤田織物謹製
お太鼓柄
※ガード加工済み
◆最適な着用時期 袷・単衣 <盛夏以外(6月末~9月上旬以外)>
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 芸術鑑賞、観劇、お出かけ、お食事など
◆あわせる着物 色無地、小紋、織の着物など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。
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