商品番号:1537796
(税込)
【仕入担当 竹中より】
古代インダス文明が生み出した、染めの技術。
インダス文明が残した緻密で美しい木版更紗に魅せられた
川端美朝(びちょう)氏の、希少な作品のご紹介です。
市場にはほとんど出回らない、希少なお品。
お目に留まりましたら、是非どうぞ!
【商品の状態】
リサイクル仕立てあがりとして仕入れましたが
しめあともわずかなおおむね美品です
開きで仕立てられ裏地は西陣帯地がつけられています
【お色柄】
ざっくりきなりの生紬を薄墨に染め上げながら
木版画の技を駆使して
三角取に多彩な配色にて
6通にわたり更紗模様をなんとも
趣いっぱいに染め上げました
手わざならではのぬくもりある味わいの妙
さりげなくも差をつけるおしゃれな一条
お好みがあわれましたらぜひ!
【 川端美朝について 】
古代印度木版更紗の染色工芸作家
【 経歴 】
1948年 函館に生まれる。
更紗に魅せられ染色の道に入る。
1971年 染色の起源である古代印度更紗の研究に入る。
以後10年にわたりインドを歴訪し古代の文様の版木を入手、
古代印度木版更紗の復元に成功する。
1990年 「木版更紗」を発表。
2001年 インダス文明の三大染織を一枚の訪問着に、古代木版、
絞り、結城の絣を独自に組み合わせ独創的な作品を発表。
【 木版更紗について 】
唐草、樹木、ペイズリー、人物、動物などを表す
模様染めの布地を総称して更紗と呼ぶ。
起源は古代インドを発祥とする木版更紗に始まると
言われており、青銅器時代に栄えたモヘンジョダロ、
ハラパーをはじめ古代遺跡から発見、発掘されている
染織更紗は、紀元前2000年前から1000年前後に
シルクロード等を経てオリエント、中国、エジプト、
トルコなど世界各地に伝搬。
各地でバティック、プリンテッドコットンなど様々な
名称で呼ばれるようになった。
日本には室町時代中頃、勘合船による中国との
貿易により渡来したとされる。
1598(慶長3)年には鍋島藩主の鍋島直茂が
朝鮮から日本へ連れ帰った九山道清が創始した
「鍋島更紗」が制作された。
鍋島更紗は江戸時代後期に日本の各地に広がり、
天草更紗、長崎更紗、堺更紗、京更紗、江戸更紗など
日本各地で後の世の染色技法に影響を及ぼした。
絹100% 長さ約4.07m
6通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、女子会、街着、お稽古、ランチなど
◆あわせる着物 色無地、御召、小紋、紬
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。
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