商品番号:1536813
(税込)
【 仕入れ担当 田渕より 】
気候や風土、そして異国との交易から培った文化の影響で、
本州とは異なる歴史を持つ南国、沖縄。
鮮やかな色彩や、芭蕉布など希少な糸から生まれる琉球の染織の世界には、
全国各地、世代を問わずに根強いファンが多く、きもの愛好家から圧倒的な支持を得ています。
中でも若手作家として人気を博する、宮城麻里江氏。
義母である宮城竹子氏に師事し
アトリエ『TEORI WORKS OKINAWA』を設立し、
きもの雑誌掲載の作品が反響を呼ぶ人気作家さんです。
氏の作品は流通が限られており、
お仕立て上がりとなると弊社でも数度のご紹介…
今回は業界最大手の逸品を扱う問屋さんより、
未使用の極上品を仕入れて参りました。
従来の南風原花織の技法を受け継ぎながらもスタイリッシュでモダンな雰囲気。
氏にしか表現出来ないこの表情は唯一無二のもの。
どうぞこの機会をお見逃しないようどうぞご覧下さいませ。
【 お色柄 】
さらりしゃりりと軽やかに…
まろやかな白色と水色の濃淡を基調とした帯地には、
横段模様のロートン織が施されております。
美しい彩りで豊かな表情を魅せるグラデーションに、緻密な道屯織。
デザイナーから転身された麻里江さんらしさのある彩りが魅力です
今日も守られる職人たちの手技の結晶。
そのぬくもり溢れる風合いを新しい感性で受け継ぐ逸品として、
大切にお持ちいただければ幸いでございます。
【 商品の状態 】
未着用の新古品として仕入れてまいりました。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 宮城麻里江について 】
1982年鹿児島県生まれ。沖縄にて幼少期を過ごす。
大阪文化服装学院ファッションクリエイター学科卒業後、アパレル会社に就職。
結婚を機に退職し、沖縄に移住。
2014年、義母である南風原花織作家である義母、宮城竹子の元で染織を学び、
2020年1月に独立し、南風原花織と琉球絣の工房「TEORI WORKS OKINAWA」を設立。
【 南風原花織について 】
経済大臣指定伝統的工芸品指定(2017年1月26日指定)
沖縄県伝統工芸品(1998年認定)
沖縄県島尻郡南風原町を中心に生産されている工芸品。
裏表のない「両面浮花織」が主流で、ヤシラミ花織、
クワアンクワアン織り、タッチリーなど、産地独特の
名称があり、多彩な花糸で表現されるその模様は
美しく、図柄に立体感があり華やかな印象。
南風原花織では8枚ほど(多いものは10枚)もの
綜絖を順番に操作、図柄を浮かび上がらせるため
大変複雑で職人の腕が問われる。
喜屋武八織、照屋花織など独自の花織、
浮織の技法を確立している。
南風原花織の染色は、県内で採取される琉球藍、
福木、テカチ染等の植物染料を、化学染料については、
絹は酸性染料、木綿はスレン染料、反応染料、
直接染料が用いられる。
絹100%
長さ約3.75m
全通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事、お出かけ、行楽など
◆あわせる着物 色無地、小紋、織の着物
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。
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