商品番号:1536466
(税込)
【 仕入れ担当 田渕より 】
丁寧な仕事、構図の美しさ、色彩感覚…
そのすべてが美しい、
センスが研ぎ澄まされた花街好みのひと品を仕入れて参りました。
地に映える美しき刺繍。
うっとりと、見惚れてしまうほどに…
お太鼓、前帯の中に込められた熟練の手仕事で仕上げられた逸品を
細部に至るまでじっくりとご覧下さいませ。
【 お色柄 】
ふっくらシボ立ち豊かなちりめん地。
染め色はしっかりとお柄を引き立てる黒色。
グッと染料が染み入ったその地には、心まで染まりゆくような繊細な意匠。
菊に楓、松葉や梅などの吹寄せ模様があらわされました。
それぞれの意匠一つ一つに細やかな金彩を添えられた
加工の良さが奥行きを感じる華やぎが演出されております。
見つめるほどに、惹き込まれるという本物の美。
どなたにも、一目で良きものお召しでいらっしゃると
お気づきいただけることでしょう。
和を愛する方々にふさわしい知的な装いに、心よりおすすめいたします。
決して量産されるようなお品ではございません。
ぜひ、この機会にご検討くださいませ。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
絹100%
長さ約3.65m
お太鼓柄
◆最適な着用時期 袷・単衣 <盛夏以外(6月末~9月上旬以外)>
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン カジュアルパーティー、音楽鑑賞、観劇、お食事会、趣味のお集りなど
◆あわせる着物 付下げ、色無地、小紋、織の着物など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。
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