商品番号:1536112
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おきもの好きの方なら、軍配のマークをよくご存知のことでしょう。
デパートや有名呉服店などにも高級品として並ぶ、
西陣名門の機屋さん【川島織物】より、
卓越された意匠美をご堪能いただける特選西陣織袋帯をご紹介いたします。
【仕入れ担当 吉岡より】
西陣屈指の名門機屋による袋帯を、
お仕立て上がりならではのお値打ち価格で仕入れて参りました!
川島織物の作品は、直接百貨店などに卸されていることも多く、
ほとんど値崩れする事がございません。
シックな地色と、スッキリとした淡い色使いが美しい袋帯ですので、
付下げ、色無地、小紋などに合わせて
一片の個性を添えたセミフォーマル感覚のコーディネートがお薦めです。
【色・柄】
キュッとキメ細やかな風合いが特徴の錦織帯地。
地色はシックな黒色を基調として、
金銀糸に穏やかな彩りの絹糸を加えて
「遠山霞有職文」が織り成されました。
遠山や霞の構図に合わせて、菱や亀甲、松皮菱などの模様が詰め込まれ
シンプルでありながらも洗練された仕上がりとなっております。
もちろん本袋で織り上げられておりますので、
川島織物さんの作品の中でもハイクラスの一条です。
全体に穏やかな配色、他に類を見ない繊細で格調高い意匠…
流行すたりのない古典柄は、末永く受け継いでいっていただけるものと
自信を持ってお薦め致します。
【商品の状態】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召し頂ける状態でございます。
【本袋帯について】
ご存知の通り、高級品にのみ許されるのが、「本袋」。
表地と裏地を同時に、輪のように織り上げる帯のことでございます。
基本的に、表の地組織と裏の地組織は同じ様にいたします。
なぜなら、表裏の織巾が合わなければ帯にならず、
縫い袋のように、表裏別々に織った後で縫い合わせるわけにはいかないからです。
表裏同時に、輪のように織り上げる本袋帯。
織り場では、織りあげつつあるお柄を見ることができません。
したがって織人の熟練が必要とされますし、大変難しい織物です。
本袋帯と縫い袋帯を並べて見比べていただきますと、
すぐにお分かりいただけるかと思います。
その違いは、帯の両端、つまり耳の厚みでございます。
これこそが本袋帯の一番の特徴で、縫い袋帯の半分の厚みですので、
薄く綺麗にたたむことができます。
またお太鼓結びに締めていただくと、耳付きが薄いので、
前・横から見ていただいた時にお太鼓が大変綺麗に映ります。
【 川島織物について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.39
1843年(天保14年)創業
創業者 初代 川島甚兵衛
川島織物セルコン製の帯には、三本線と
軍配マークが織り込まれている。
初代・川島甚兵衛が京の地に創業して以来
その卓越した織物技術により美術工芸品としての
織物を多く手掛け、帯はもとより緞帳や能装束、
打掛などを製作している。
西陣では龍村と並び称される双璧をなす名門。
二代川島甚兵衞が、自らが織物の祖と仰ぐ
聖徳太子ゆかりの軍配扇を京都の広隆寺で目にし、
その図柄を商標に採用。
その後簡素化したものを、川島織物製の証として
「川」の字をイメージした三本線と共に帯に
織り込んでいる。
※2006年セルコン、川島織物販売と3社合併、
社名を川島織物セルコンに変更
絹100% 長さ約4.25m
◇六通柄
◆最適な着用時期 袷(10月~翌年5月)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン パーティー、音楽鑑賞、観劇、お食事会、付き添い、お茶事など
◆あわせる着物 訪問着、付下げ、色無地、小紋
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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