商品番号:1534187
(税込)
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【 仕入れ担当 中村より 】
紋織の祖ともいわれる、紋屋井関。
その【 十九代 井関宗鱗 】による上質な
紋織御召地を染めあげた御召地染訪問着のご紹介です。
特に紋屋井関で用いられる14中生糸で織りだされた
独特のハリを持つ紋織地は、肌すべりもよく、
着心地よき地風に仕上がっております。
シンプルな裾暈しで帯合わせで様々に着こなしていただけ、
ご年齢問わず、流行り廃りなくお稽古や芸術鑑賞、観劇、
お食事などのシーンに重宝していただけることでしょう。
今回は良きお色が
御仕立て上がりでお値打ちに入荷しました。
どうぞお見逃しなくお願い致します。
【 お色柄 】
繊細な小葵が一面に織りだされたハリのある
紋織御召地を、藤色を基調に染め上げて
薄花色の濃淡の裾暈しが染めあしらわれております。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れてまいりました。
画像のような汚れがございます(矢印の巾は約1cmです)。
お届け前に汚れ落としをサービスさせていただきます。
お手元で現品をご確認の上、存分にご活用くださいませ。
【 紋屋井関について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.1318※
※1953年の西陣織の証紙制度登録参加時点では
証紙番号はNo.1。当時の登録名は「井関」。
(当時の組合加盟社の中の38社が証紙登録開始)
番号は、当時参加した織屋の名前・いろは順で
決定されていた。
室町時代から500年以上続く日本の中で一番古い
歴史を持つ機屋。
四代昌庵が岡本尊行に紋織技術を伝授し、
西陣織が始まったとされることより、
「西陣織の始祖」「紋織の祖」とも呼ばれる。
現在は十九代当主。
1555年(元治元年)初代井関宗麟が日本で初めて
空引機を考案し、高級な紋織物国産化を完成させた。
公家や将軍・大名たちの装束を織る「御寮織物司」として、
宮廷文化を彩る逸品を織り続けた井関家には
「桐竹鳳凰麒麟文」を筆頭におびただしいほどの
古代裂が残されており、今日のものづくりの
礎となっている。
また、素材として絹糸は「宮糸」と呼ばれ、禁裏装束のみに
用いられた幻の糸(現在の14中生糸、極細で特に光沢性と
弾力性に優れている)を使用、金糸・箔はすべて本金・
本プラチナ・本焼銀を使用している。
表裏:絹100% 縫製:手縫い
※ガード加工済のタグが縫い付けられております。
身丈(背より) | 151cm (適応身長156cm~146cm) (3尺9寸9分) |
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裄丈 | 62cm(1尺6寸4分) |
袖巾 | 30.5cm(0尺8寸1分) |
袖丈 | 46.5cm(1尺2寸3分) |
前巾 | 24cm(6寸3分) |
後巾 | 29.5cm(7寸8分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈71cm(1尺8寸7分) 袖巾35.5cm(9寸4分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 軽い格式のお茶席、お稽古、観劇 など
◆あわせる帯 袋帯、名古屋帯 など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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