商品番号:1533400
(税込)
京でも随一とされる、
伝統的な染めの技法のみを追求されている老舗染匠さんによる
京友禅小紋のご紹介です。
【仕入れ担当 吉岡より】
サラリとしてしなやかな紋織地の風合いと、
その絹地に浮かぶ淡くてモダンな印象の意匠美に惹かれて
仕入れて参りました!
きちんとした京友禅の製作においてここまで凝ったお品…
本当にお目にかかれなくなりました。
専門店向けのお品を多く作られている染匠さん。
そのハイセンスな作品には多くのファンがおられます。
なかなかご紹介できる機会のない一品…
その感性をじっくりとご堪能頂きたく思います。
ひとつずつ丁寧に染め上げたお品でございます。
豊かな仕上がりを、どうぞじっくりとご堪能くださいませ!
◆染元が気になられる方は、お電話やメールにてお気軽にお問い合わせ下さいませ。
【色・柄】
絹地に用いたのは、薄っすらと格子の地模様を浮かべた紋織地。
見る角度によって光沢も感じ、その彩りを明るく魅せる印象の絹布です。
地色はごく淡い白緑色を基調として、
この地一面に水彩画のような柔らかな印象で
白や藤色、黄色に青磁色など明るい彩りを用いて
「ボタニカル」の柄を表しました。
デザイン自体にゆらぎを感じる印象で、
細部に渡り、思わず目を奪われてしまう繊細さを兼ね備えた一枚です。
見るものの心を奪うおきものとは、
きっとこのようなおきもののことをいうのでしょう。
一目でその上質さを感じていただけることと思います。
大人の気品に愛らしさをそえて…
京の匠が創作した逸品小紋を、どうぞ末永く、
お手元でご愛用頂けましたら幸いでございます。
【商品の状態】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召し頂ける状態でございます。
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
表裏:絹100% 縫製:手縫い
八掛の色:白緑色(ぼかし)
ガード加工済
身丈(背より) | 155cm (適応身長160cm~150cm) (4尺0寸9分) |
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裄丈 | 66cm(1尺7寸4分) |
袖巾 | 34cm(0尺9寸0分) |
袖丈 | 49cm(1尺2寸9分) |
前巾 | 25.5cm(6寸7分) |
後巾 | 30.5cm(8寸1分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈69cm(1尺8寸2分) 袖巾34.5cm(9寸1分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 7月・8月(盛夏の装いに)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着湯年齢は問いません。
◆着用シーン 盛夏のお出かけ、お食事、街着、ショッピングなど。
◆あわせる帯 洒落ものの袋帯、名古屋帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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