商品番号:1533320
(税込)
【 仕入れ担当 中村より 】
西陣の名門・都(みやこ)の特選綴れ帯が入荷致しました!
年々その織り手の高齢化により、
西陣で織り上げられる綴れ帯は減少の一途を辿っております。
それゆえ、本品は都さんの中国自社工場で織り上げられたもの。
もちろん意匠・彩色・仕立は日本でされておりますし、
現地職人は西陣の伝統工芸士の指導の元、
卓越した技術を持ち、国産綴れと同様の品質で織り上げられております。
同様の御品を織るとなると、この何倍ものコストがかかりますが、
この完成度の高さの綴れ帯をこの価格で
ご提供できることに、ただただ驚きを隠せません。
こちらの御品で、海外製品=粗悪品という概念は捨て去っていただきたく思います。
お手元でご覧いただけましたらきっとご納得いただけるはずです。
名門・都さんの作品です。その品質に間違いはございません。
どうぞお見逃しなくお願い致します。
【 お色柄 】
しなやかな綴れ地に表された重ねった波文の意匠。
橙色の帯地には金糸がふんだんに織り込まれ、気品溢れる面持ちに。
静謐さの中から品格溢れだす実に見事な表現。
綴れ帯ならではのしっかりとした締め心地と共に、
そのデザインの妙味もお楽しみくださいませ。
【 西陣 都(みやこ)について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.385
1939年(昭和14年)創業
手がける帯はフォーマル帯はもちろん、
身に着ける人の魅力を際立たせるお洒落もの、
涼やかな夏帯、カジュアルな日常着と幅は広く、
「どんなシーンでも、自分らしい着こなしが
愉しい織物を創り続ける」をモットーに
ものづくりをされている機屋。
1945年にはつづれ織のジャガード化に成功
西陣で初めて紋紙を使用した生地の紋綴八寸を
主力に、絽綴八寸、まりま綴八寸を開発。
1960年(昭和35年)頃より紬袋なごや帯を開発、
西陣の袋なごや帯の老舗として名声得た後、
カジュアルを中心としたものづくりから、錦袋帯等に
比重を置き、唐俑箔や四季彩などの人気ブランド
シリーズを展開した。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
素材絹100%
長さ3.6m(お仕立て上がり時)
西陣・都謹製
柄:お太鼓柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
5月下旬~6月、9月~10月上旬の単衣頃
◆店長おすすめ着用年齢 30代~末永く
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お出かけ、お食事
◆合わせるお着物 小紋、御召、色無地
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